タグ

みんなのうたに関するbandshijinのブックマーク (3)

  • 風の子守歌 別役実・池辺晋一郎 しがない詩

    『風の子守歌』は私が池袋の音楽大学の学生だった頃に知った。 知識も何もなくて、師事している先生の提案にあやかった選曲のもとに学ぶことが多かった。今でも知識はないが、自分でもっと積極的にレパートリーの蒐集や学習に励めば良かった。当時はとにかく実技を磨くことばかりに意識があった(その意識・意義がいかに狭かったか)。音楽の世界の広がりやつながりの魅力をなんにも知らなかったと思う。今でも知らないが。当時はその余裕もなかった。今でもないが…。 風の子守唄 作詞者、作曲者 『風の子守歌』は混声合唱組曲「六つの子守歌」(1978年)に含まれている。池辺晋一郎作曲、別役実作詞。 池辺晋一郎氏は私の通った音楽大学の先生。水戸のご出身とのこと。詩がお好きとのことで、詩から想を得た歌をたくさん作っていて合唱曲も多い。しがない作曲家だからないものねだりで詩が好きとおっしゃっている。物が言うとちゃんと冗談になる。

    風の子守歌 別役実・池辺晋一郎 しがない詩
    bandshijin
    bandshijin 2021/01/16
    跳躍をほどよく含むとあか抜けておしゃれな印象になる。第三者目先で語る歌詞。しがなくても詩がある。妙味あって爽やかな佳作。さらりと風のように歌いたい。池辺晋一郎・別役実『風の子守歌』。
  • 『大きな古時計』は11時5分を指している 〜ヘンリー・クレイ・ワークの作曲動機についてのエピソードと平井堅の好カバー〜

    『大きな古時計』は気付いたら知っていた歌。私が小学生のときに使っていた、ハンディサイズの歌『歌はともだち』(教育芸術社)にも載っていた。 後年になって、平井堅がこの曲を発表した。編曲が亀田誠治だとこれを書きながら知った。「後年」とは2002年だというのも今あらためて認識する。当時私は16歳、高校一年生だった。だから、さすがにはじめて『大きな古時計』を平井堅で知った輩ではない。私が物心ついたとき、すでに童謡、愛唱歌として広く浸透していた。 ヘンリー・クレイ・ワークによる原曲『My Grandfather’s Clock』のエピソード 『大きな古時計』の原曲『My Grandfather’s Clock』の作詞・作曲者はヘンリー・クレイ・ワーク。1876年に作曲された。彼が訪れたイギリスのジョージ・ホテルで、そこの主人から聞いた話が作曲の動機になったという。 当時のジョージ・ホテルはジェンキ

    『大きな古時計』は11時5分を指している 〜ヘンリー・クレイ・ワークの作曲動機についてのエピソードと平井堅の好カバー〜
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/11
    大きな古時計の原曲はヘンリー・クレイ・ワークのMy Grand Father's Clock。1962年、NHKみんなのうたで広まる。1973年版も。そして2002年は平井堅バージョン。144年後の今日も歌われる名曲。
  • 『北風小僧の寒太郎』擬音語、“ござんす”、音楽が導くエモ

    『北風小僧の寒太郎』は私の心にずっとありました。 2020年7月中旬から私は毎日1曲、他人の作った歌を自分で演奏・歌唱して学ぶという活動をしています。始めたばかりのときから『北風小僧の寒太郎』を思うことがあったのですが、その頃は夏でしたから季節が合いませんでした。 作品に描かれた季節と現実の季節のズレはさほど気にするほどのこともないのかもしれませんが、なんとなく「待つ」気持ちになりました。 当初は季節がめぐるまで、その活動を続ける見通しもありませんでしたが、暑かった夏はいつのまにか枯葉の季節に変わり…「寒太郎」の季節がやってきたのです。 オープニングの轟く口笛。伴奏もなく寒々しい感じが出ています。ハーモニカがそれを追います。ふたつのキャラクターはなんの象徴でしょうか。北風と寒太郎、ふたつはイコール? それとも微妙に違う存在なのか? バンジョーの音が外国のフォークやカントリーの音楽を思わせま

    『北風小僧の寒太郎』擬音語、“ござんす”、音楽が導くエモ
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/09
    “ヒュルル”…のところでいちばん高い音程、ファの音。Fメージャー調ですので、主音。サビ…曲の盛り上がりの部分で、北風や寒太郎を思わせる擬音語の歌詞、そして主役の音「ファ」が出てくる。巧いなと思います。
  • 1