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ジブリに関するbandshijinのブックマーク (3)

  • いつも何度でも 声の隙間、言葉の向こう側

    作詞:覚和歌子、作曲:木村弓。木村弓が弾き語っている弦楽器は、ライアー。ぴとぴとと触れただけで音が出ているみたいに見えてふしぎに思えます。弦を弾く(はじく)動作がもっと大げさに見える様子を想像しましたが、とても小さく無駄のない動作で綺麗な音が出せるのだと知りました。 アニメ映画『千と千尋の神隠し』(スタジオジブリ、監督:宮崎駿、2001年)の主題歌としてあなたも知っていたのではないでしょうか。私も人前で演奏する機会があったときにこの曲を選んで歌ったことがあります。そのとき聴いた人に喜ばれた…かどうかは定かではありませんが、演奏者にも非常に好まれる曲かと思います。 曲について 構成 8小節のAメロ(平歌)パターンを反復し、合計16小節(細部は歌詞に合わせてパターンを微妙に変えていますね)。Bメロ(サビ)も8小節の定型の反復(合計16小節)が基です。後半は割り方を部分的に細かくし8分音符の連

    いつも何度でも 声の隙間、言葉の向こう側
    bandshijin
    bandshijin 2021/02/28
    繊細なライアーの響き、ラ・ル・ホなどの単純な発音によるスタッカートの歌唱は名演。音の隙間、言葉の隙間に私の気持ちは動く。情報量で埋めない歌唱が今の私に心地よい。
  • 『となりのトトロ』エンディングテーマ 不思議の森への通行手形

    短調ブームからのジブリバトン 最近私が味わった曲。『ゲゲゲの鬼太郎』、『益荒男さん』(くるり)、『ちいさい秋みつけた』、『君をのせて』(『天空の城ラピュタ』主題歌)。 どれも短調の旋律をもつ曲。 今日も短調をテーマに音楽体験の蒐集にあたろうかと思ったけれど、ちょっと外してみることにした。 となりのトトロ エンディングテーマ 『君をのせて』から、ジブリ作品関連。井上あずみが歌う、『となりのトトロ』。アニメ映画『となりのトトロ』主題歌(エンディングテーマ)・イメージソング。 イメージソングとして1987年にシングル発売、映画が公開された年の1988年に主題歌としてあらためてシングル発売とWikipediaにある。 井上あずみのシングル『となりのトトロ』 アレンジ、歌メロ、コードについて カリンバ?のイントロ。エスニックなパーカッションとともに出だし、主題の単語にしてこの世で最も認知度の高いであ

    『となりのトトロ』エンディングテーマ 不思議の森への通行手形
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/22
    “トトロ トトロ”のリフレインは百年先に届くのでは?トトでもトロでもなく「トトロ」。由来は宮崎駿氏の知人の少女が所沢を「ととろざわ」と発音したとも(?)。幼い子の発音の至らなさほど可愛いものもない。
  • 『君をのせて』メロディの秘密(『天空の城ラピュタ』主題歌)

    『君をのせて』 宮崎駿監督のアニメ映画『天空の城ラピュタ』(1986)。その主題歌が『君をのせて』。1986年は私の誕生年……同い年です。 作詞:宮崎駿、作曲:久石譲(音楽も担当)。歌は井上あずみ(『となりのトトロ』のオープニング『さんぽ』エンディング『となりのトトロ』の歌唱も担当)。 2拍3連のオープニング。木琴風のサウンド。倍音が強い小口径のベルのようなサウンド。エレピサウンド。 歌メロがなんともいえない美しさを醸しています。 他の人からも、メロディのなんともいえない美しさを讃える声を聞いたことがあるのですが…… その秘密? かもしれない要素に気付いたことがあるのでここでお伝えします。 調和のメロと緊張のサビ それは、A・Bメロでの、ベースとの関係が3度になる音程の多用です。 3度という和声音程(同時に鳴る複数の音の距離)は、調和を感じさせます。3度は転回すれば6度。 この曲のA・

    『君をのせて』メロディの秘密(『天空の城ラピュタ』主題歌)
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/21
    ベースと歌メロで3度関係を多用した調和のヒラウタと、同度や5度のせつなさのサビ。フィニッシュはまるで「起承転結+転」。感服の名曲の秘密? 『天空の城ラピュタ』主題歌『君をのせて』。
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