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合唱に関するbandshijinのブックマーク (5)

  • 風の子守歌 別役実・池辺晋一郎 しがない詩

    『風の子守歌』は私が池袋の音楽大学の学生だった頃に知った。 知識も何もなくて、師事している先生の提案にあやかった選曲のもとに学ぶことが多かった。今でも知識はないが、自分でもっと積極的にレパートリーの蒐集や学習に励めば良かった。当時はとにかく実技を磨くことばかりに意識があった(その意識・意義がいかに狭かったか)。音楽の世界の広がりやつながりの魅力をなんにも知らなかったと思う。今でも知らないが。当時はその余裕もなかった。今でもないが…。 風の子守唄 作詞者、作曲者 『風の子守歌』は混声合唱組曲「六つの子守歌」(1978年)に含まれている。池辺晋一郎作曲、別役実作詞。 池辺晋一郎氏は私の通った音楽大学の先生。水戸のご出身とのこと。詩がお好きとのことで、詩から想を得た歌をたくさん作っていて合唱曲も多い。しがない作曲家だからないものねだりで詩が好きとおっしゃっている。物が言うとちゃんと冗談になる。

    風の子守歌 別役実・池辺晋一郎 しがない詩
    bandshijin
    bandshijin 2021/01/16
    跳躍をほどよく含むとあか抜けておしゃれな印象になる。第三者目先で語る歌詞。しがなくても詩がある。妙味あって爽やかな佳作。さらりと風のように歌いたい。池辺晋一郎・別役実『風の子守歌』。
  • 未知という名の船に乗り ずっと冒険者

    小林亜星作品をうろうろ 先日『ピンポンパン体操』(作詞:阿久悠、作曲:小林亜星、1971年)を知って受けた衝撃が大きかった。『ピンポンパン体操』はザ・ドリフターズを聴き漁っていて知った。ザ・ドリフターズを聴き漁ったのは『いい湯だな』の作曲者がいずみたく・作詞者が永六輔だったから。このコンビに目が行ったのは、坂九が歌って広め、私が十代だった頃にKinKi Kids・堂剛がカバーした私の好きな曲『見上げてごらん夜の星を』の作曲・作詞が同コンビによるものだったから……という具合に、音楽数珠つなぎの探訪はつづく。 『未知という名の船に乗り』との再会 そんなつながりで『ピンポンパン体操』に至ったのだけれど、この作者2人(阿久悠・小林亜星)による作に『未知という名の船に乗り』があるとわかった。どんな曲だったかと思って検索して聴いてみたらすぐにピンと来た。 演奏:八戸市立図南小学校 「この曲、懐かし

    未知という名の船に乗り ずっと冒険者
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/06
    比喩のリズム感、比喩のリフレインが好印象。不思議や疑問や悩みも、冒険の道についてまわるものであり好奇心の原動力であることを歌っているように感じる。この曲とまた会えて良かった。今も私は中年冒険者。
  • 杉本竜一 Believe Tomorrow 私の中学時代の合唱コンとその後

    私が中学生だったのは1999〜2002年頃のこと。合唱コンクールを毎年やっていて、最初の年に自分のクラスが選んだ自由曲が確か『Tomorrow』だった。 『Tomorrow』は、自然や生き物の生態を主題にしたNHKのドキュメンタリ番組『生きもの地球紀行』の初代エンディングテーマ。1992年頃のこの頃、実家で暮らしていた私。我が家の卓のかたわらに置かれたテレビになんとなく映されていたことが多い番組だった。柳生博氏のナレーションを記憶している。 横須賀芸術劇場合唱団少年少女合唱隊、指揮:武田雅博、ピアノ:渕上千里の演奏する『Tomorrow』。溌剌として瑞々しい。 掲題の『Believe』は『Tomorrow』のあとのあと、『生きもの地球紀行』の3代目のエンディングテーマ。1998年だから、私が中学生になる直前の年に主題歌として番組エンディングに使われ始めたことになる。 上にリンクした『To

    杉本竜一 Believe Tomorrow 私の中学時代の合唱コンとその後
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/02
    生きもの地球紀行に関わるテーマソングはみな杉本竜一。『Tomorrow』『BELIEVE』『この星に生まれて』コーラス本で親しんだ。3度の和声音程の調和、平易さ・歌いやすさを保ち細かく変化させた美しいメロディ、ハーモニー
  • 夢の世界を 若き教科書編集部員の思い

    作曲者:橋祥路 作曲者の橋祥路は秋田出身、教育芸術社の作曲家。『時の旅人』『カリブ夢の旅』(作曲)、『Tomorrow』『BELIEVE』『あの素晴らしい愛をもう一度』(編曲)など、私の知る多くの合唱曲や、もともと合唱以外の曲の合唱編曲に携わった人。教育芸術社の教科書で『翼をください』を取り上げ、合唱曲として広めた立役者でもある。 作詞:芙龍明子 作詞者の芙龍明子については、検索では多くがわからなかった。童謡検索サイトHoickで著作がいくつかヒットする。https://hoick.jp/mdb/author/%E8%8A%99%E9%BE%8D%E6%98%8E%E5%AD%90 こちらも橋祥路との共作。 作曲のいきさつ 作曲年代は1977年頃と推測する(参考:http://www.asahi.com/edu/student/kyoukashow/TKY200710100195.h

    夢の世界を 若き教科書編集部員の思い
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/16
    『夢の世界を』作曲者の橋本祥路は教育芸術社の若手編集部員だったという。著作者と読者をつなぐ存在である編集員が、ときに一次的な発信元になることもあるのだと思い知るエピソード。
  • 僕の好きなおじさんの夢と、『夢の世界を』

    夢の中で、僕は架空の貸しスタジオで働いている。そこへ演劇や歌をやっている知り合いのおじさんがやってきた。おじさんはフェイスシールドをしているんだけれど、おしゃれすぎて前が見えないという。西洋邸宅のアンティークなドアノッカーみたいなごてごてしたのが顔面についている。前が見えな(続) — 青沼詩郎 (@bandshijin) September 8, 2020 最近けっこう無理をしているせいか、ほとんど夢を見ない。特に平日は無理が大きい。睡眠時間も少ない。疲れもたまっている。 だが、昨日は夢を見た。昨日はたまたま休みだったから、いつもの平日よりも余裕があったのかもしれない。夢には、描き込むための余白が必要なのだ。 見たのはヘンな夢だった。知り合いのおじさんがやってくる。だが顔面の様子がおかしい。ヘンテコな、ゴテゴテした、西洋邸宅のドアノッカーみたいな金具を顔面の正面にあしらっている。蹄鉄(馬の

    僕の好きなおじさんの夢と、『夢の世界を』
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/09
    学校で親しんだ合唱曲。YouTube上で音源を漁ると、意外と演奏者名が書いていないものが多い。YouTube外で『夢の世界を』の音源を探して見つけたのが、渡瀬 昌治 指揮/神代混声合唱団のものだった。
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