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唱歌に関するbandshijinのブックマーク (2)

  • 童謡『赤とんぼ』 子守奉公の姐やと三木露風 〜『竹田の子守唄』をサイドストーリーに味わう〜

    最近ソウル・フラワー・ユニオンのレパートリーをよく聴いていた。アイリッシュ音楽の重要人物・ドーナル・ラニーと彼のバンドとの共同名義のアルバム『MARGINAL MOON』には『満月の夕』『潮の路』といった私の好きな作品が入っている。また、『アリラン』『竹田の子守唄』と、民謡に心を委ねる態度も感じる。 『竹田の子守唄』は赤い鳥のレパートリーとしても私は認知している。『翼をください』をB面にした、彼らのシングル曲でもある(『翼をください』のほうが合唱曲として学校教育の中で親しんだので、B面というのが意外だった)(あまりAやらBやらに差異もないか)(両A面なんてのもある)。 『竹田の子守唄』は子守奉公の少女が主体になった唄である。労働歌でありブルースのようなものでもあると私は認識している。実際に京都府伏見の竹田に伝わる唄だったものを、尾上和彦が採譜しそれがフォーク・ミュージシャンたちのあいだで広

    童謡『赤とんぼ』 子守奉公の姐やと三木露風 〜『竹田の子守唄』をサイドストーリーに味わう〜
    bandshijin
    bandshijin 2021/02/14
    子守奉公もよく知らずに『赤とんぼ』を聴いたり歌ったりしていた。『竹田の子守唄』を鑑賞した流れでそれが見えてきた。『竹田の子守唄』は子守奉公目線。『赤とんぼ』はその子守を受けた側の目線。
  • 童謡『浜千鳥』 転生の浜辺

    地域や郷土を思わせるアイコンとして、童謡や唱歌、日の歌が使われることがある。『浜千鳥』もそんな曲のひとつで、最近、ある映像のBGMとして耳にすることがあったので私の意識の表に出てきた。 童謡として広く知られる『浜千鳥』。私は、音大受験を視野に声楽を学んでいた頃に出会った。童謡というよりは日歌曲として扱い、レッスンで学ぶ題材にした。その頃の私には、この曲のテンポや歌の性格が、ユッタリ・モッタリし過ぎて感じられた。 歌詞に描かれた情景。拍子やテンポなど、音楽的な要素にみる曲のキャラクター。そうした点で似ている日の歌に、『浜辺の歌』がある。タイトルに含まれた「浜」の字も共通している。 あるとき、私はこのふたつを間違って結びつけた。『浜辺の歌』のメロディを思い浮かべながら、それを『浜千鳥』という名前で間違って表現したことがあった。表現してしまってから、あれの正しい名前は『浜辺の歌』であって、

    童謡『浜千鳥』 転生の浜辺
    bandshijin
    bandshijin 2020/10/17
    童謡『浜千鳥』と出会い直す。若かった日の私の知る『浜千鳥』と同一にして、別ものに感じた。同一の作が、さまざまに姿を変えて私の前に現れる。歌に描かれた浜辺の鳥も、誰かのうまれかわりかもしれない。
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