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季節の歌と邦楽に関するbandshijinのブックマーク (2)

  • ちいさい秋みつけた うつろいの音景

    のなかにちいさい秋をみつけてしまった 歌「歌はともだち」(教育芸術社)をめくっていたら、季節のたよりをみつけてしまった。 サトウハチロー作詞、中田喜直作曲の『ちいさい秋みつけた』。 譜面からえも言われぬ美しさが漂う。季節も今に合っている。…もう冬になってしまけれど、場所によってはきれいな紅葉が見られるだろう。桜は寒い地域が遅く咲く。紅葉は、寒い地域が早い。 歌詞 “誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた” (『ちいさい秋みつけた』より、作詞:サトウハチロー) 誰かさんとは。私自身か。この歌を聴いているあなたか。あるいは自然そのものを擬人化しているのかもしれない。 “ちいさい秋”は私やあなたの目の前にきっとある。何気ない、些細な季節の変化を感じさせる何か。たとえば、温暖な季節にずっと着てきた半袖に不適切を覚えた朝。その瞬間が“ちいさい

    ちいさい秋みつけた うつろいの音景
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/20
    寒いな。もう半袖も終わりか。自転車に乗る時、手袋がほしい。わたしが見出す『ちいさい秋みつけた』の瞬間は矮小なものだけど、確かにそれがある。自然のうつろいを思わせる、秩序と豊かさを感じる美しいメロディ。
  • フジファブリック『赤黄色の金木犀』 巡る秋の記号

    季節の記号 金木犀のにおいを、トイレの芳香剤みたいだなと思うのはなんでだろう。トイレの芳香剤に金木犀の成分が入っているのだろうか。 においの正体も、つきつめれば、そんなに無限の種類があるわけでもないらしい。つまり、あるものに含まれているにおいの成分が、ほかのものにも含まれていることはよくある。 ソムリエがワインの匂いを嗅いで、その原料となるぶどう以外のあらゆる種類の果物や品の類を挙げてその風味を表現するのは、彼らの堪能な語彙のたまものであるのと同時に、実際に表現に用いられた品に同一のにおい成分が含まれていることが想像できる。 私はコーヒーが好きで、コーヒーのにおいを嗅いで焼き芋みたいな匂いだなと思ったことがる。たぶん、そのときのコーヒーには、実際に焼き芋と重なる匂い成分が含まれていたに違いない。そう思うことにしよう。 トイレの芳香剤は、匂いが強いこと自体がそのアイデンティティといっても

    フジファブリック『赤黄色の金木犀』 巡る秋の記号
    bandshijin
    bandshijin 2020/10/04
    金木犀がつよく匂って、思い出すフジファブリック『赤黄色の金木犀』。映像的な歌詞を含めつつ、感傷的かといえばそれよりも客観的に心の動きを描いている。ことばの乗せ方も引っ掛かりがある名曲。
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