遠いのは気というより星 こちらによれば、「アンドロメダ銀河は地球上から肉眼で見える最も遠い天体」だそう。その地球からの距離はWikipediaによれば254万光年。 目で見える星の中には、最も古くて254万年前の姿を今の私に届けているものがあるということ。光のはやさで急行しても254“万”年かかる距離とは「気が遠くなる」という表現ではもはや足りない。(あるいは、私が「気」を過小評価している?) 北野武・玉置浩二『嘲笑』 ビートたけし『嘲笑』。彼の歌がなぜこうも気持ちを揺さぶるのか。歌の上手さとは何か考えを改めるきっかけをくれる。 “百年前の人 千年前の人 一万年前の人 百万年前の人 いろんな人が見た星と 僕らが今見る星と ほとんど変わりがない それが嬉しい”(『嘲笑』より、作詞:北野武、作曲:玉置浩二) 百光年はなれたところにある星の姿は、百年前に存在した地球人と同時代に存在していたときの
