財津和夫の『切手のないおくりもの』は、気付いたらなんとなく知っている曲だった。 どこで初めて触れて知ったのかもはや覚えていないのだけれど、『新版 歌はともだち《カラー版》』(教育芸術社、1983年)にも掲載されている。この本は私の小学校の音楽の授業で使われていた。どういうわけか、現在手元にあるのは5歳上の兄が同じ小学校で使っていたものだ。彼のフルネームがひらがなで、裏表紙の内側の記名スペースに書き込んである。 きれいな順次進行を大部分にした滑らかで歌いやすいメロディで、うるっとする歌詞。 http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=F01127 歌詞の“○○○…あなたへ”の○○○…の部分が番ごとに変わる。世界中にいるであろうあらゆる人が、あらゆる“あなた”に向けて歌うことができる。広く一般に歌われることを想定して作曲したのかもしれない。Wikipedia