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邦楽と愛唱歌に関するbandshijinのブックマーク (3)

  • 今日の日はさようなら 調和を誘う旋律

    左右にダブったアコースティック・ギターとみずみずしい歌声。左から聴こえるのがスチール弦で右から聴こえるのがナイロン弦か。森山良子は当時19歳くらいのはずである。なんという落ち着き。 旋律は滑らかで歌いやすく美しい。1番歌詞「ともだちで」(2番:じゆうに、3番:たいせつに)の部分だけ半音進行していて、平静・平易な雰囲気の曲調に独創を薫らせる。 私は中・高校生くらいのとき、年に1~2度、キャンプに参加することがあった。小学生から大人までいろんな年齢の人が班になって過ごすものに参加したり、親子連れのためのキャンプにスタッフとして参加したりした。 最後の夜に定番なのがキャンプファイヤーで、火を囲んで歌った。日中の何気ないすきま時間に歌いもした。ギターを弾いて歌えるメンバーはその役どころになる。達者な人がいて、いろんな歌をキャンプの機会に知った。『大きなうた』『あの青い空のように』、それから『今日の

    今日の日はさようなら 調和を誘う旋律
    bandshijin
    bandshijin 2021/02/09
    『今日の日はさようなら』。3拍子の民謡風…にしては旋律が西洋的で調和を誘う。金子詔一の素養や、複数でしっとり歌うことを意識した?作曲のいきさつを思う。彼については多くがわからない。
  • 明日があるさ 〜恋のゆくえ、未来の更新〜

    九の『明日があるさ』は1963年、シングルとして発売。 作詞:青島幸男、作曲:中村八大。 恋に奥手?な男性目線の歌詞か。 歌が進むにつれ彼の恋は少しずつ進展しているようにも思えるが、たいてい心に思い描いた通りの「行動」を主人公はできずに終わる。そして“明日があるさ”と唱えて自己擁護し、文言を結ぶ。それが6番まである構成(6番はやや異質。後で述べる)。 歌詞リンク “いつもの駅でいつも逢う セーラー服のお下げ髪 もうくる頃 もうくる頃 今日も待ちぼうけ” (『明日があるさ』より、作詞:青島幸男 作曲:中村八大) 1>彼女がだいたいいつも訪れる時刻や場所をなんとなく把握している様子。彼女を姿を目にすることを期待する主人公。だがこの日は来なかったのか? “明日があるさ”(あるいは明日は待ちぼうけなしに彼女の姿をおがめたらいいという願望だろうか)。 “ぬれてるあの娘コウモリへ さそってあげよと

    明日があるさ 〜恋のゆくえ、未来の更新〜
    bandshijin
    bandshijin 2021/02/04
    諸手をあげて「明日があるさ、ばんざい!」とは私には言えないが膨大な量の希望や願望を明日に押しやったまま日々を流れているのも事実。『明日があるさ』は、紛れもなく私の歌でもある。大勢がきっとそう思った。
  • ちいさい秋みつけた うつろいの音景

    のなかにちいさい秋をみつけてしまった 歌「歌はともだち」(教育芸術社)をめくっていたら、季節のたよりをみつけてしまった。 サトウハチロー作詞、中田喜直作曲の『ちいさい秋みつけた』。 譜面からえも言われぬ美しさが漂う。季節も今に合っている。…もう冬になってしまけれど、場所によってはきれいな紅葉が見られるだろう。桜は寒い地域が遅く咲く。紅葉は、寒い地域が早い。 歌詞 “誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた” (『ちいさい秋みつけた』より、作詞:サトウハチロー) 誰かさんとは。私自身か。この歌を聴いているあなたか。あるいは自然そのものを擬人化しているのかもしれない。 “ちいさい秋”は私やあなたの目の前にきっとある。何気ない、些細な季節の変化を感じさせる何か。たとえば、温暖な季節にずっと着てきた半袖に不適切を覚えた朝。その瞬間が“ちいさい

    ちいさい秋みつけた うつろいの音景
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/20
    寒いな。もう半袖も終わりか。自転車に乗る時、手袋がほしい。わたしが見出す『ちいさい秋みつけた』の瞬間は矮小なものだけど、確かにそれがある。自然のうつろいを思わせる、秩序と豊かさを感じる美しいメロディ。
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