2011/04/17 米政府、「信頼できるインターネットID計画」(NSTIC) を公表 NetworkWorldによれば、米政府はサイバー空間で信頼・信用ある身元情報を提供する事を国家戦略として打ち出しており、ホワイトハウスから「National Strategy for Trusted Identities in Cyberspace」(全文 [PDF])が公表された。このNSTICは、昨年6月にドラフト版を公開されており、その後プライバシー問題を加味し、今回ドラフトが取れて正式なものとなった。今の身元確認や本人確認はユーザ名とパスワードに基づく貧弱なものであるため、オンライン詐欺、個人情報の窃盗、なりすましなどの被害を招いている。そして、様々なウェブ上で別々のIDが用いられるため、ユーザは管理しきれない状態になっており、ソーシャルネットワークの登場で個人情報の漏洩の危険性が増している