2006年02月12日 デスマーチの作り方 -ある程度の規模の組織には、情報を送り出す強力な心臓が必要- デスマーチの作られる原因にはいろいろあるとは思うけど、一つには規模や性格の異なる案件で、これまで自分達が成功してきたやり方で押し通そうとすることがあるんじゃないかと思った。 2桁単位の開発人員でのプロジェクト、顔を合わせるだけで情報が交換できるようなプロジェクトでは、チームリーダーが週1回ミーティングして意識合わせするだけでよかったかもしれない。 でもこれまでそんな開発ばかりやってきたところが、いきなり3桁人員の開発プロジェクトを引き受けて、これまでどおりのやり方でやろうとしても、うまくいくはずがない。 プロジェクトの血液とも言える新鮮な情報はあちこちで行き渡らなくなり、規模が大きいだけにリーダーの数も多いので、定例のリーダー会議とやらは際限もなく続いて時間を無駄にするばかり。