子どもの「生活表」と親の「見届け表」 目標を立てる際には「家の仕事」「学習」「運動」「生活」の4項目で、それぞれ設定することをお勧めする。私はこれを「生活表」と呼んでいるが、勉強だけに偏らず、生活態度やお手伝いにも目標を持つことが重要だ。 それぞれの目標を決めたら、紙に書いて、壁などに貼っておく。例えば、こんな具合に作る。 目標は「○○するために~する」という形にするといい。例えば「みんなに毎日ピカピカのお風呂に気持ちよく入ってもらうためにお風呂掃除をがんばる」。こうしないと、何のために目標を立てたのか分からなくなるからだ。 この目標を1日の中でどのように実行するのかスケジュールを大まかに立てる。何時何分から何をするなどとあまり厳密にせず、子どもに合わせて緩やかにしたほうがいいだろう。 よくできたら◎、できたら○、やったけどあまりよくないときは△、やらなかったら×、やらなくていい