鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』の第41回「新しき国へ」が4日に放送され、平均視聴率は前回から0.1ポイント増の11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 廃藩置県が断行され、島津久光(青木崇高)は鹿児島の空に盛大な花火を打ち上げてうっぷんを晴らしていた。一方、明治政府は欧米に使節団を派遣することを決断。西郷隆盛(鈴木)は大久保利通(瑛太)から留守を預かるようにと頼まれ、有力者不在の間に政府の主導権を握ろうとする旧佐賀藩・旧土佐藩出身者らと激しく対立していた。そんななか、西郷は宮中改革にも着手し、天皇が地方を行脚する「行幸」を提案。明治天皇はさっそく西郷らをお供として西日本の巡幸に旅立つ。その頃、鹿児島の西郷家は、隆盛が天皇のお供として帰京するとの知らせに騒然となっていた――という展開だった。 明治編になってからの『西郷どん』は、それまでとは見違えるようなしっかり