安倍首相、軽減税率は「低所得層に恩恵」=「混乱仕方ない」と財務相−衆院予算委 衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相=15日午前、国会内 衆院予算委員会は15日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、経済と地方創生を主要テーマに集中審議を行った。消費税への軽減税率導入について首相は、「軽減効果が所得の低い方に大きく及ぶことは明らかだ」と述べ、低所得者対策としての意義を強調した。公明党の斉藤鉄夫氏への答弁。 軽減税率をめぐっては、消費額の大きい高額所得者の方がより恩恵を受けるとの指摘があるが、首相は「外食を除く飲食料品の消費支出に占める割合は、年収1500万円以上の世帯で約15%、200万円未満の世帯で約30%だ」と説明、制度への理解を求めた。 民主党の古川元久氏は、飲食店での店内飲食と持ち帰り(テークアウト)の扱いを例に、混乱が起きると指摘。麻生太郎財務相は「混乱がある程度起こるのは仕方が