ふづきです。 いつになるのか、不快な湿り気を追い払う陽射しを求めていた日々が、南の風と共にやっと便りとして届きました。カラッとした暑さは、蒸した数字よりも大きくとも快適です。人も布団も草木たちも、失うと気付く太陽の有り難さ。毎年繰り返してはいるものの、忘れてはいないはずなのに、眩しさを新鮮に感じます。記憶というものは、どれだけ正確で、どれほど信憑性のあるものなのか、意外と柔軟で都合の良い性質なのかもしれません。だからこそ、感情という諸刃の剣を扱える定めを与えられたのだろうと、流れる景色を目だけで追いながら、思いに耽っていました。 はじめに さんふらわあ ふらのとは 大洗港より いざ船内へ 探険してみる 食事はというと お風呂を嗜む 船の醍醐味はもちろん おわりに はじめに <2020年7月某日> 嫁のさつきが「船って良いよね」と。 佐渡汽船やら東海汽船のYouTubeを見ていたことを知って