貧困問題の解決に結び付けようと、生活困窮者に食料を届ける全国組織「全国フードバンク推進協議会」が十三日、発足した。同日夜には東京都内でシンポジウムもあり、代表に就いたNPO法人フードバンク山梨(山梨県南アルプス市)の米山けい子理事長(62)は「欧米では行政も積極的だが、日本ではコンクリートの上に花の種をまいているような状況。皆で力を合わせ、取り組みを広げたい」とあいさつした。 協議会は十一県のNPO法人やボランティア団体などで結成。首都圏からは、フードバンク茨城(茨城県牛久市)、フードバンク北関東(群馬県館林市)、フードバンクかわさき(川崎市)が参加した。今後は国への政策提言や他団体との調査研究、情報交換などを担う。 シンポジウムでは、社会活動家の湯浅誠さん(法政大教授)、関係省庁の担当者らが登壇。子ども貧困対策を担う内閣府の担当者は「協議会の発足は、子どもの貧困に目を向けていただく大きな
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