1.これだけはやってはいけない 製品としてプログラムを記述する場合に「決して」やってはいけないのは、ソフトウエアに対する要求仕様を満たさないこと、つまり製品にバグを残すことです(注1)。仕様としてなにがどこまで定義されているかは、それぞれのプロジェクトによって異なるでしょう。シビアな場面では、メソッドの応答速度や使用メモリ量を定義することもあります。そこまでは掘り下げずに、画面仕様書とファイル仕様書、データベース仕様書だけで、「ボタンAが押されると、ファイルBに記述された設定にしたがってユーザの入力値を演算し、データベースのこのテーブルにこういう行を挿入、画面のこの個所に○○というメッセージを表示する」といった条件のみを定義することもあります。 いずれの場合でも、仕様を最終的にブレークダウンした結果である個々のプログラム、ソースコードが、これを満たしていることが最低限の完成条件となります。
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