今日は目黒区で完成した賃貸併用住宅の１階賃貸室を紹介します。１枚目の写真た建物外観です。木板張り調のサイディングに窓化粧枠を取付しました。１階に３枚の玄関ドアがあり今回紹介する賃貸室は一番左の茶色ドアが入口になります。 玄関ドアを開けると正面にロフト床と木製梯子が「ドン」と鎮座している設計。部屋のほとんどをロフト床が占領しているような印象を受けるほど。このお部屋の専有面積は17.82㎡（5.4坪）という狭小賃貸に分類される賃貸住宅です。この大きさの中に一般的な洗面化粧台、1216サイズのユニットバス、トイレ、洗濯機置場、ミニキッチンを備えています。写真右側の白い扉手前の床が１段上がったスペースがキッチンスペース、白い扉の奥にユニットバスやトイレがございます。１段上りの床段差は40cm、ちょうど椅子の高さとしていて、来客時にはベンチとしても利用できるよう考えました。 ３枚目の写真はリビングス

「新しいのに懐かしい切妻屋根の家」工事が完了してお引き渡しいたしました。 この住宅は植栽工事もかなり入れたので竣工写真撮影はかなり先になると思うので今日は工事中の写真を数点紹介いたします。１枚目の写真は道路側面の外観写真です。車が４台駐車できるスペースは土間コンと芝生でデザインしました。車のタイヤが当たり停車させる車止めが好きではないので地先境界ブロックを通しで設置しました。 ２枚目の写真は南側外観です。外壁は全面ガルバリウム鋼板張りとしました。ガルバリウムを採用するときコーナー役物を設けるとゴテゴテした印象となるので、板金屋さんに手作業でコーナー加工してもらいました。南からの日射取得のため１階２階ともに大きなサッシを設置しています。それでいて窓の主張が小さく建物のフォルムが浮き出るようにデザインしています。１階窓の間の壁面もガルバリウム鋼板が張ってありますが、この裏には両サイドの窓の雨戸

意匠設計スタッフを募集しています！！ 秋ですね。イチョウの葉が紅葉し落ち葉が降り積もっていました。当事務所がある横浜市中区海岸通にはイチョウがあり少し前までは銀杏の実が落ちて特徴ある臭いを放っていましたが、いまは秋を感じる扇葉となっています。 さて、当事務所では建築意匠設計スタッフを募集しています。 設計実績は住宅だけでなく、賃貸併用住宅、共同住宅、長屋、事務所ビル、店舗ビル、旅館ホテルなどの用途も手掛けており、木造だけでなく鉄筋コンクリートと鉄骨造の建築物も年間２棟～３棟手掛けています。設計事務所の勤め先をお探しのからは一度ご検討ください」。 ■勤務地：〒231-0002 横浜市中区海岸通４－２２関内カサハラビル JR「桜木町」徒歩５分、東急みなとみらい線「馬車道」徒歩２分、JR「関内」徒歩５分、市営地下鉄「関内駅」からも徒歩５分という好立地です。道路向かいには合同庁舎、その隣には横浜市

感共ラボの森で設計した店舗ビルが完成したので見学に行ってきました。この物件は設計のみで、現場監理は施工会社が行ったので着工後としては２回目の訪問です。場所はハラジュク駅から徒歩１０分ほどの場所にございます。 原宿駅前にはコープオリンピアという古い建物ですが設計士の間では有名な建物があります。 建物は竹下通りを通り抜けたあたりにありますが、今日は竹下通りへの近道となった「ウィズハラジュク」と通り抜けていきました。軒天などに使っている木材がかなり主張していて温かみを感じる建物ですね。 竹下通りはかなりの人出がありました。このような機会がないと行かない場所で新鮮です。 神宮前３丁目計画、道路側ファサードです。カーテンウォール風にデザインしたサッシです。コンクリートの袖壁と大きな庇で囲んだ内側に微妙に窓枠をずらした冊子をはめ込みました。さらにコンクリートスラブと壁を小さく突き出すことで内部プランと

世田谷区のシンプルモダン住宅 ファーストプランを提出した住宅の設計依頼をいただきました。計画当初はリノベーションを検討され、その後建替え案を集い、最終的に３箇所の設計事務所からプランを提出して最終的に当事務所案を採用いただいたものです。敷地のなかでの建物配置がとても難しい計画で、太陽高度と風の流れを形に表したところが採用のポイントだったようです。住環境と断熱気密工法にも関心が高い建て主さまでプランだけでなく住環境性能さらにはバウビオロギー的観点も考慮してプラン検討していくこととなりました。今日はファーストプランを受けて改善したいポイントを踏まえたセカンドプラン検討のため横浜港を眺めながらプラン検討してきました。 昨日ブログの横浜地方合同庁舎建築現場交差点の円形歩道橋よりもさらに横浜港側まで足を運んでみました。１枚目の写真は新港ふ頭客船ターミナル前からインターコンチネンタル方向を撮影したもの