50年以上にわたって東京タワーから行われてきたテレビ電波の送信が、31日の午前9時、東京スカイツリーからに切り替わります。 東京・港区にある東京タワーから関東地方の世帯に向けたテレビ電波の送信は昭和34年から行われてきましたが、東京・墨田区に東京スカイツリーが完成したあと、NHKと民放各局は送信の切り替えに向けた準備を進めてきました。去年12月から今月28日までは、電波を一時的にスカイツリーから送信して試験放送を行い、これまでに電波がうまく受信できない12万5400世帯から「きちんと映らない」という相談がありましたが、こうした世帯を対象にした無料のアンテナ工事などの対策もほぼ終了する見通しとなりました。スカイツリーへの送信の切り替えは31日の午前9時をもって行われ、今後、東京タワーは予備の電波塔として残されることになっています。 NHKと民放各局は、「スカイツリーに切り替わったあとでもうま