鷹野凌さんのいつもながらの軽快なトークを聞いてきた。聞きながら思ったこと、2014年を別の切り口で整理しては、との着想をとりあえず書き出してみよう。 ●2014年電子出版関連の気になるニュースまとめ http://www.slideshare.net/JEPAslide/2014jepa-by-20141205 A:脱「本体価格」 B:脱「STAP細胞」 C:脱「国内市場」 A:脱「本体価格」 書籍は独禁法の適用対象除外の限定列挙商品のひとつ。つまり価格について統制を加えてよい、ことになっている。具体的にはメーカー(出版社)が小売(書店)店頭での価格を統制できる。それが「本体価格」だ。 電子書籍はそうでない。つまり、出版社が提示する「希望小売価格」に、書店が制約されることはない。 けれども、小売サイド(電子書籍販売サイト=たとえばアマゾンのKindleサイト)でキャンペーンをやったりする