日本で英語教育が再び注目されています。学校での英語教育、それに対して教員指導が十分ではないということが指摘されています。文科省の調査で「授業をおおむね英語でしている」と答えた教員は、わずか6.5%にとどまっているとのこと。この数が少なすぎるというのでしょう。 ただ、日本人の英語教師が英語で授業をすることは長年海外にいるものとしては反対です。理由は日本人英語教師の力量がそれほどあるとは思えないからです。 ここでいう力量とは学校のテストでよい点を取れるような文法、語彙、アクセント記号、イディオムといった英語の「部品」についての知識が多いことが必ずしも子供の英語が上達する理由にはならないと思っているからです。 私は正直、23年間のカナダ生活をはじめ、アメリカやイギリスでも英語を勉強したのですが、決してうまくありません。それはどうしても習得できない分野があるのです。私の考える英語上達のエッセンスと