無線LANアクセス・ポイント(AP)の数が1万8000台を突破したFON。1980円という格安の無線LAN APがユーザーに受け入れられ,エリア数では国内最大規模の公衆無線LANサービスとなった。そんな草の根で広がったFONは何を目指し,どれだけ使えるのか。実験を交え,FONのサービスを実現する技術や仕組みをひも解いていこう。 ・FONはどれだけ使える?(1)---フォンは何を目指しているのか? ・FONはどれだけ使える?(2)---実地調査で判明,接続できるAPは5割強? ・FONはどれだけ使える?(3)---専用ルーターに隠された数々の機能 ・FONはどれだけ使える?(4)---セキュリティには十分注意を ・FONはどれだけ使える?(5)---秋にかけて新サービスを続々用意