ある日、突然会社を辞める、「病める」人たち 「若気の至り」と反省する日はくるのか 小澤 健二(2007-10-29 18:15) 先日、会社の同僚が退職した。入社2年目の若者だった。わずか1年半で辞めるということを非常に残念に思ったが、彼の「辞め方」を通して感じたことがある。 彼はいきなり会社に来なくなった。 前日まで、そんな様子も見せず、周囲ともいつもどおり接していた。「仕事、大変か?」と聞くと、「大丈夫ですよ!」と笑顔で答えていた。そんな彼が翌日、突然会社に来なくなった。 最初は寝坊かと思った。電話してみるが、ケータイの電源が切られていた。嫌な予感がした……。 ある日、突然会社に来なくなる若者が少なくない。前日までは普通に勤務していたのに……(写真はイメージ) 所長が自宅に行ってみた。すると、自分の部屋に「籠城(ろうじょう)」していて、話をすることはおろか、顔さえ見ること