読書の秋ということで、kimoto からのお題である「プログラミングでメシを食わせろ!!」を読みました。 本書は開発チームのリーダーについての指南書というかビジネス書のような内容で、「プログラミングでメシを食わせろ!!」と一見すると刺激的なタイトルの意味は「リーダーとしてメンバーがプログラミングでちゃんと生計を立てられるような開発チームを作ろう」といったニュアンスのようです。 読む前はいかにも「プログラマ」に特化した内容なのかと思っていましたが、そうでもありませんでした。 むしろ、どのような職種にも当てはまる内容となっています。 さて、肝心のその内容ですが、個人的にはあまり面白くありませんでした。 (ビジネス書的な)この手の本に求めるのは、どれだけ「気付き」を得られるかだと思うのですが、本書についてはリーダーの心構えなどの内容が至極当然のことばかりで、「無難」といった印象がありました。 そ
最近急に携帯サイト構築の案件が増えてきました。 通信速度の向上に加え、各通信会社が安価なパケット定額制などインターネット利用を促進するプランを出してきたことにより、携帯電話でインターネットをするユーザが増えています。 情報発信側もいよいよ携帯サイトの整備に本腰を入れてきた、というところでしょうか。 携帯のブラウザは PC のブラウザとはまったく違う路線で進化してきています。特に、docomo / au / Softbank のキャリア間で実装されている仕様が異なっていてとても困ります。まるで、IE vs Netscape のブラウザ戦争の時代を彷彿とさせます。 というわけで、携帯サイトのコーディングは PC のそれとはまったく異なるノウハウが必要です。 前置きが長くなりましたが、携帯サイトのコーディングのノウハウを学ぶのに、現時点で最もわかりやすいと思ったのが、上記の「携帯サイト コーディ
今年のゴールデン・ウィーク(GW)はカレンダーに恵まれて、いい感じに休みがつながりましたね! 弊社は 5/1 が創立記念日でお休みなので、カレンダーどおりでも 6 連休になります。イエス! 今回は、長期連休の間に読んでおきたい本をまとめてご紹介する企画の「Web ディレクター編」です。 Web ディレクションに関する基本的な内容を網羅している書籍で、一度ご紹介済みのものもありますが、この機会にあらためてご紹介します。 まず押さえておきたいのが「Webディレクション標準ガイド」です。Web ディレクションについて広く浅く網羅しているという意味では、まさに教科書のような一冊です。 お値段はお高めなのが難点ですが、図やイラストがフルカラーで豊富に掲載されていますので、読みやすくてお勧めです。 前回の改訂が 2005 年とちょっと古いのが気になるところで、さらなる改訂が待たれるところです。
WEB に関する標準知識を高めるのにとても役立つ 1 冊、とてもわかりやすかったのでご紹介したいと思います。 「Web リテラシー」 企画・発注・受中・運営… など WEB サイト・サービスのプロジェクトを巡る様々な立場の人を対象に、実践的な内容を図解で解説してくれます。取り上げている内容は以下 第 1 章 Web の基礎知識 第 2 章 インターネットビジネス 第 3 章 プロジェクトマネジメント 第 4 章 Web サイトの企画・設計 第 5 章 制作(デザイン・実装) 第 6 章 集客施策 各章で取り上げている内容も、大体が見開きで完結しているので理解しやすくなっています。 これから WEB 業界で働く人や、知識を高めたい方にお勧めの 1 冊なので、興味のある方は是非読んでみて下さい。 関連サイト 社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web 検定(ウェブケン/ウェブ検)
公開前のWebサイトなどに簡単なアクセス制御として、「.htaccess」でベーシック認証を利用している方も多いのではないでしょうか? 簡単に「.htaccess」を作成できる「.htaccess Editor」なんて便利なツールもあるので、ひとつひとつの詳しい意味が分からなくても簡単に認証をかけることができますよね。 …が、何かの時に役立つかもしれないので、この「.htaccess Editor」で作成されたファイルの意味を解説したいと思います。 まず、「.htaccess Editor」で、作成した「.htaccess」に記述する内容が以下です。 ユーザー名、パスワードともにichikawaで作成いたしました。 <Files ~ "^.(htaccess|htpasswd)$"> deny from all </Files> AuthUserFile /home/foo/bar/.ht
PMBOK(Project Management Body of Knowledge) とは、プロジェクトのマネジメント手法を体系化したフレームワークです。 e-Words: PMBOK 小中規模の案件が多いウェブ制作の現場では、ついついプロジェクトマネジメントが手薄になってしまうこともあるのではないでしょうか。 実際に、マネジメントが上手くなかったことによるトラブルでプロジェクトが破綻した例なども聞いたりします。 この本は、ウェブのプロジェクトに特化して PMBOK を取り入れる方法を解説した、ウェブ制作者には非常に有難い内容となっています。 ページ数がコンパクトなこともあり、必要最低限(と思われる)の解説となっていますが、それでも一読して得るものは多いです。 特に、プロジェクトマネジメントの意義として「みんながハッピーになること」と書かれている部分は非常に納得がいきました。 「クライア
今回はおすすめの書籍をご紹介します。 ノン・プログラマーな WEB デザイナーや WEB ディレクターでも、プランニングやディレクションの業務においては最低限の WEB プログラミングに関する知識が必要になります。 WEB ディレクターである自分もまさにノン・プログラマーなので、WEB プログラミングについて広い範囲で網羅されていて、かつわかりやすいガイドブックがないものかと探していました。 この本は、WEB プログラミングの基礎的な内容から言語ごとの特徴や流行まで、幅広く WEB プログラミングに関する情報が整理・体系化されています。 プログラマーが読んでも体系的に基礎を復習して理解できるという点で有用だと思いますが、何より自分のようなプログラマー未経験のディレクターやプロデューサーにとっては「待ってました!」というべき内容なのではないでしょうか。 あと、このシリーズ(ウェブの仕事力が上
ウェブユーザビリティの法則 改訂第2版を読みました。ウェブユーザビリティの法則―ストレスを感じさせないナビゲーション作法とは (2001/06) - 2ch Books Web Designや、ソフトウェア開発者のための推薦図書 - www.aoky.netで推薦されていて、本の名前だけはおぼろげながら知っていました。本屋に寄ったときに見つけて、ページ数が少なくて、すぐ読み終わるかなと思い、買って読みました。 ユーザビリティと名のつく書籍を読んだのは実は初めてなんですが、お薦めできる本です。ウェブをいくらかでも利用したことがある人、たとえば、ウェブサイトを利用していて、簡単に利用できて楽しい経験をした人、使いにくいウェブサイトでいらいらさせられた経験のある人なら、すいすい読み進めることができると思います。 「ユーザーに考えさせないように!」ってだけで元がとれそう ページ数が少なくて、オール
短期集中連載企画もいよいよ最終回を迎えることになりました。 トリは Web サイトデザイン編です。 サイトをデザインするのって面白えー! 世の中にプロが作ったスキンなんてものがなかった時代。 ホームページを持とうと思ったら、ゼロから自分でデザインする必要がありました。 そんな時代の「イマイチかっこわるいサイトをかっこよくリ・デザインする」楽しさを教えてくれる一冊です。 古い書籍なので現在のセオリーとはまた微妙に違ってしまいますが、例題としてあげられる かっこわるいサイトが実在する個人サイトだからこそ伝わる、リアルなイマイチ感が どんどん修正される工程は見ているだけで楽しめます。 そもそもデザインって
こんにちは、tanakaです。第5回 LAMP 編よろしくお願いします。 今回は LAMP 、つまり、 Linux 、 Apache、 MySQL 、 PHP についての本を紹介します。( Perl/Python という意味もありますが、ここではとりあげません。)そして PHP に関しては先日ichikawaからすでに紹介がありますので、それ以外ということにします。 技術書はどうやって選べばよいか? ところで、自分で良い技術書を選ぶとしたら、どう選べばいいのでしょう?僕が大学時代に Java の本を選ぶ際、大変参考にした Web ページが2つありました。ひとつは 2ch Books Home (元のサイトは消滅していて、有志の方によるアーカイブサイト)です。そしてもう一つが、 web.archive.org—授業関連情報(学部/大学院)(文字化けするときはShift_JISに設定してくださ
第 4 回 「Flash ActionScript 編」です。 この流れで読んでいけば覚えやすいのではなかろうか、と独断と偏見を持ってご紹介します。主にas2.0本を中心に、デザイナ上がりの目線で選んでみました。 STEP1「ActionScript2.0を理解する」 まずはコチラ。いわゆるリファレンス本です。 前半部分でas2.0の文法、基本的なルールが丁寧に解説されています。特にクラスの概念について分かりやすく書いてあり、as2.0の入口としては最適の本です。 全部は理解できないままでも、サンプルをいじりつつ、楽しみながらプログラミングに慣れていけます。 STEP2「思い通りに動かしたい」
第 2 回目は 「PHP 編」です。 対象は、私、ichikawaの独断ですので、 気になる本があったらぜひ本屋さんで手にとって見てくださいね! STEP1 「PHPの絵本」 対象 プログラミング初めて!難しそうな本はちょっと・・な方 おすすめポイント 「PHPの絵本」という名前の通り、挿絵が多く、 初めてプログラミング本を手にする人にとっても抵抗感のない1冊だと思います。 最初の方はのんびりスタートなので「え?このスピードで1冊に収まるの??」 とヒヤヒヤしますが、ちゃんとそれなりにカバーしています。 「これ1冊でPHPすべてOK☆」というには厳しいですが、 「なんだかやる気がしないんだよね・・」な気分の時も、心が折れずに読み進められる・・ そんな1冊です。 継続は力なり。そして復習にもおすすめです。 STEP2 「ノン・プログラマのためのPHP入門 10日間コース」
バリバリの現場スタッフである当ブログの執筆者が、それぞれの得意分野でお勧めの書籍をご紹介する短期集中連載企画。全 8 回の予定でお送りします。 第 1 回目は 「XHTML+CSS 編」です。 STEP1 「なぜ WEB 標準に準拠する必要があるのか」 現役のデザイナーやコーダーでも「なぜ WEB 標準に準拠する必要があるのか?」を理解している人はそれほど多くないのではないでしょうか。 まだ WEB 標準が一般的ではなかった時代、当時主流だったテーブルでのレイアウト手法に慣れてしまっていた自分は、それまでに培ったノウハウとは違うベクトルの技術を覚えるために時間を割くことに抵抗がありました。 しかし、この本を読んで頭の中のモヤモヤは消し去りました。そして必死に XHTML+CSS を勉強し始めました。 この本には XHTML や CSS の実践的なテクニックはそれほど書いてありません。しかし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く