幻の名車と言われるスポーツカー、トヨタ2000GTが生産されて50年になるのを記念するイベントが愛知県長久手市で開かれ、全国から集まった19台が展示されました。 愛知県長久手市のトヨタ博物館で開かれたイベントには、全国から集まった19台が展示されました。19台は、いずれも丁寧に整備されて今も走行が可能な状態で、イベントでは、東日本大震災の被災地から愛知県に避難している人を対象に試乗会が行われ、助手席に乗って敷地内を1周し、名車の乗り心地を体感していました。 試乗した名古屋市の11歳の男の子は「エンジンの音や重心の低さなどが最高でした。学校の友達に自慢したいです」と興奮した様子で話していました。 主催者でオーナーズクラブの瀬谷孝男会長は「世界に誇った技術力の高さの証しとして、これからも2000GTの魅力を語り継いでいきたい」と話していました。