2022年10月現在、104の我が国在外公館(大使館・総領事館)に約100名の医務官が在勤しています(一部の公館で空席)。各医務官は職員・家族の健康管理を行うと共に、現地の医療事情を調査して邦人の皆様に随時情報を提供しています。「世界の医療事情」では、現地に長期滞在し、保健相談を行っている医務官自身が実際に体験・収集した“衛生・医療事情”、“かかり易い病気・怪我”、“健康上こころがけること”、“予防接種”等について地域毎に各種の情報を掲載しています。 “病気になった場合”の病院情報につきましては、現地の全ての医療機関を網羅している訳ではなく、あくまで在外邦人の皆様の便宜を図る視点から、実際に見学・視察した医療施設を中心に、各医務官の視点から掲載しております。実際に医務官が駐在あるいは出張し、直接調査可能であった国・地域に限定されますが、ほぼ全世界をカバーしたこれほど詳細な医療情報は他に類を