人間の肌の色は、大まかに白色、黒色、黄色に分けられている。変化があるにしても、日に焼けて赤くなるか、恐怖で血の気が引いて「真っ青になる」場合もあるが、それにしても一時的なもの。しかし、米国には常に肌の色が「青い」(灰色に近い青)男性がいる。以前は何の問題もない普通の白人だったこの男性は、10年以上前に皮膚の治療のために摂取した薬がもとで、肌の色が青くなってしまった。周囲からの視線もあり、当初は内気だったというが、1年半前のテレビ出演を機に前向きな人生を送り始め、このほど再び米放送局NBCの番組に出演して近況を語っている。 この男性は、米ワシントン州に住んでいる58歳のポール・カラソンさん。カラソンさんの肌に変化が起きたきっかけは、父親が亡くなったストレスで皮膚炎を患ったことだった。自己治療を考えたカラソンさんは、自ら薬を作って飲み始めたそうだ。 その薬はコロイダル・シルバーと呼ばれ、殺菌・