福島県いわき市の小名浜港に16日朝、秋の味覚サンマが今季初めて水揚げされた。小・中型が中心で「大きな群れが見当たらない」と関係者は懸念している。 千葉県水産総合研究センター(千葉県南房総市)の調査船、千葉丸が宮城県石巻市の金華山沖で14日夜と15日夜に取った約9トンで、魚市場で1キロ231~271円の値が付いた。 佐藤明男船長(49)は「サンマの資源量は年々減っている。今までにない不漁だ」と話した。
2014年、女子の教育を受ける権利を訴える活動が評価され、史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(20)の支援で、パキスタン北西部の地元に女子学校の建設が進んでいる。武装勢力の攻撃の恐れから、関係者はマララさんの出資であると明かしたがらないが、建設現場を訪ねると学びやを「楽しみ」と笑う子供たちがいた。 カイバル・パクトゥンクワ州シャングラ地区。山深い斜面で約100人が昼夜問わず学校建設工事を進めている。マララさんの親族や現場作業員によると、校名は現地の言葉で「私の家」となる予定。来年3月ごろの完成を目指す。3千平方メートルを超える敷地は、安全対策として高さ約2メートルの塀で囲うという。
26日、ミシガン州マスキーゴンの町から黒いラブラドール犬が天国へ旅立った。 犬の名はシナ。米海兵隊の爆発物探知犬としてアフガニスタンに3回出動、数々の功績を残したヒーロー犬だった。2014年に退役、その後は最初の作戦でパートナーであった海兵隊退役兵長、ジェフ・デヤングさんに引き取られサービスドッグとして平穏な日々を送っていたが、ある時シナが起き上がれない事が有ることにデヤングさんが気づき、獣医の診察を受けると末期の骨がんであることが判明した。病の進行とともに次第に重くなるシナの苦痛。デヤングさんはついにシナの安楽死を決断した。
涙あり、笑いありのラブコメディーだ。 物語の舞台は、2010年から2050年の東京・吉祥寺。2010年の服部政志は、仕事も夫婦仲も順調な新進気鋭のアニメーターだが、73歳になった2050年は、妻と別れ、仕事も友人も失い人生に絶望している。そこで、全財産をはたいて派遣したのがタイムトラベル探偵、アリアドネ邦子。邦子は、2010年の政志のもとを訪れ、妻が別れを決意した「2025年8月23日」を最高の1日にするべく、政志をタイムスリップさせ、未来の予行演習をさせることにする。 執筆のきっかけは、6年前の離婚。10年近く連れ添った妻から別離を切り出された。理由の一つは、自分が仕事に没頭しすぎたこと。初監督作品の『亡念のザムド』に「命をかけ」、家に帰るのは3日に1度、シャワーを浴びて洋服を着替えるとそのまま、仕事場に戻り、床で寝た。 「もともと女性は苦手。自己実現を大事にしていたから恋愛にも興味がな
東京都豊島区の東京芸術劇場シアターウエストで6日午後8時すぎ、女優の寺島しのぶさん(44)が主演する舞台「アザー・デザート・シティーズ」に出演していた俳優の中嶋しゅうさん(69)が舞台から客席に落下。そのまま救急車で病院に搬送され、公演は中止された。 警視庁によると、中嶋さんは頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 公演の主催者によると、舞台はこの日が初日。中嶋さんは1幕の終盤に、座っている場面から立ち上がって演技をしようとしたところで舞台から約1メートル下にある客席に転落した。 中嶋さんは立ち上がれなくなり、スタッフが心臓マッサージを施した。寺島さんが救急車を呼ぶように指示、公演の中止を求めたという。 舞台は26日まで上演予定だが、7日以降の公演については未定。主催者は7日にも、今後の公演について発表するという。
漫画「ひだまりスケッチ」や、人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案を担当した漫画家、蒼樹うめさんの個展「蒼樹うめ展in新潟」(主催・同展実行委員会、産経新聞社)が18日、新潟市中央区の市マンガ・アニメ情報館で開幕する。3月20日までの前期と同25日〜4月23日の後期に分け、漫画の原稿や描き下ろしのイラストなど計約370点を紹介する。 蒼樹さんが描くキャラクターは愛らしく、男女を問わずファンが多い。個展は東京、大阪に続く全国3カ所目で、2年前に東京・上野の森美術館で開かれた際には3万5千人が訪れた。 今回は、前期と後期を通じ5つのテーマに分けて展開。ひだまりスケッチの世界を存分に楽しめる前期は、場面設定などをまとめた未公開の「設定資料」も含めて約170点が展示され、主人公「ゆの」の部屋も会場に再現される。 兵庫県出身の蒼樹さんが幼少期に描いた絵や、武蔵野美術大(東京)在学当時
救護活動中の男性隊員の頭を殴り職務を妨害したとして、京都府警中京署は11日、公務執行妨害の疑いで、韓国籍の男(46)を現行犯逮捕した。同署によると「怒鳴りつけたが、頭を指で押しただけ」などと容疑を一部否認している。 逮捕容疑は11日午後9時35分ごろ、京都市中京区の焼き肉店で、食べ物などをのどに詰まらせ、心肺停止状態だった50代の男性を救護していた男性隊員(42)の頭を「はよしたれや」などと言って、ヘルメットの上から拳で3回殴り、職務を妨害したとしている。 同署によると、男性隊員は119番を受け、ほかの隊員2人とともに出動。男性ののどに詰まった異物を取り除く作業をしていたという。男性は市内の病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。 119番の直後に駆けつけた同署員が男性隊員から事情を聴き、男を現行犯逮捕。隊員らによると、男はほかの隊員を蹴ったり、担架の部品を踏みつけるなどもしていたと
興味本位か、それとも自信を持って臨んだか、アダルトビデオ(AV)の撮影当日。男優役の男性はここぞという場面で性行為ができなかった。自信を失いかけている中で、「台本通りに撮れなくなった」と撮影者側から要求されたのは、30万円の違約金だった。架空のAV撮影で男優を募集し、わざと性行為をできなくさせた上で、損害名目の現金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで昨年10月、首謀者の無職男(24)や監督役、女優役らいずれも20代の男女7人が大阪府警に逮捕される事件があった。事前に周到な計画を練り、男優役に募集した男性たちを最初からあざむくつもりだったのだ。〝だまし撮り〟の現場で一体、何があったのか。 「台本通りできなければ賠償金」 昨年6月20日午後、事件の舞台となった大阪・堂島のシックな装いのビジネスホテル。男優役に応募してきた被害者の20代男性=当時、府内在住=はまず、契約書へのサインを求め
路上で勧誘した女性を違法風俗店に紹介したとして、関西最大級のスカウト集団が10月、大阪府警に摘発された。集団は風俗店や不動産業、美容室などを展開するグループに所属し、スカウトした女性に系列会社が扱うマンションを斡旋(あっせん)する一方、傘下のホストクラブに通わせ、借金ができると返済のためにアダルトビデオ(AV)出演を持ちかけるなどしていた。専門家は「組織ぐるみで女性を搾取する巧妙なシステムだ」と指摘する。(井上浩平) 失敗なら丸刈り 「“仕事”する? せえへんならデートしよう」 師走が迫る大阪・ミナミの路上。白いコートに身を包んだ男性(28)が、道行く女性に声を掛けていた。フリーのスカウトとして一晩で平均約30人と連絡先を交換、キャバクラや風俗店などを紹介している。 男性は以前、職業安定法違反(有害業務の紹介)容疑で会長の男(37)ら10人が府警に逮捕されたスカウト会社「絆」(大阪市北区)
4日午後4時10分ごろ、東京都板橋区板橋2丁目の都営地下鉄三田線板橋区役所前駅A3出入り口の階段に、軽ワゴン車が突っ込んだ。警視庁板橋署によると、運転していた50代の建築業の男性は「区役所の駐車場と勘違いした」と話している。けが人はなかった。 同署によると、男性は区役所で作業をするため、地下駐車場に車を止めようとしていたといい、数十メートル先には本来の出入り口があった。間違いに気付きブレーキをかけたが、車は前輪が5段分、約1・7メートル降りたところで止まった。 約1時間40分後、東京消防庁などが車を引き上げた。
ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ
宮内庁は6日、天皇陛下が皇居に生息するタヌキの食性について執筆された論文が、宮内庁職員ら3人との共著で、8月22日発行の国立科学博物館研究報告に掲載されたと発表した。平成21年1月から25年12月までの5年間にわたり、毎週日曜日の午後2時、皇居の吹上御苑内の同一の「溜糞場(ためふんば)」と呼ばれる場所から糞を採集され、分析。含まれる種子から、季節的な食の変動を明らかにする研究成果を導かれた。 宮内庁によると、タヌキの1カ所の溜糞場で、5年にわたり調査した研究論文は国内外で初めてという。 論文は「皇居におけるタヌキの果実採食の長期変動」。陛下は261回の調査で164個の糞を採集され、95分類群の植物種子を検出。上位8分類群の植物について分析された。主にムクノキの果実が主要な餌で、果実の落果が少ない時期はイチョウなどの胚乳で栄養分を補うなど、皇居では複数のタヌキが生活できる餌資源が安定的に供給
面識のない女子中学生の腹部などを何度もナイフで刺し、殺人未遂容疑で逮捕された男。「おなかを刺された女の子が苦しんでいる姿を見たかった」と特異な性癖を吐露した。ゆがんだ欲望を持つに至った経緯はあまりに身勝手なものだった 「おなかを刺された女の子が苦しんでいる姿を見たかった」。兵庫県姫路市で平成27年5月、女子中学生がナイフで腹部などを何度も刺される殺人未遂事件が発生。逮捕、起訴された同県加古川市の無職男が捜査で明らかにした動機は、少女が苦しむ姿を見ることが性的興奮に結びつくという特異な性癖によるものだった。自分好みのかわいい女子中学生を長時間、街中を徘徊(はいかい)して見つけ、犯行に及んでいた。こうした性癖を持つに至った経緯は、さらにおぞましい。もともと、自分の腹部を刺してゆがんだ欲望を満足させる自傷行為を行い、医者から「これ以上やると重篤になる」と止められた末、「自分の腹を刺せないなら女の
□松山バレエ団団長・森下洋子 マイヤさんという偉大な、闘う美しい舞姫を失ってしまった寂しさを今、ひしひしと感じています。 マイヤさんは旧ソ連体制下、ご両親を失うなどさまざまな苦しみを体験されました。しかし、不撓(ふとう)不屈の魂を持ち続け、その理不尽を美しい舞台表現で世界に訴えようとした女性だったと思います。 彼女はユダヤ系ということもあり、かつては海外公演にすら出られませんでした。ところが、いざ海外に出たら、世界中が「こんな素晴らしい踊り手がいるのに出国を許されなかったのか」とビックリした。当局と闘い抜き、自己犠牲を厭(いと)わず、前に出ることで、窒息させられそうな芸術界の人々を励まし、世界に向かって叫び続けた。絶対に後ろを向かず、前を向いて生き抜く生涯に、私も大きな影響を受けました。 そんな大変な時代のプリマでしたが、素顔は本当に明るかった。1979年、オーストラリアでの「スター・オブ
「むりやり全裸にさせられ、胸を隠してうずくまった私の肛門を割りばしでつつき、陰部にドライヤーの風を吹きかけた。笑いながら背中をたたかれたり蹴られたりした。泣いている私に馬乗りになり、キスをした上、馬乗りの姿勢のままカップラーメンを食べ、胸に麺を落とすなどした」(被害者女性の供述調書) 酒を飲ませた女性=事件当時(21)=にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪などに問われた東大生や東大大学院生ら3人の公判が7月、東京地裁で始まった。被害にあった女性は被告の一人に好意を寄せていたという。法廷で明らかにされたのは、偏差値的には日本最高のエリートでありながら、女性の気持ちをもてあそび、女性をモノ扱いしていた被告たちの知性を疑わせるような所業だった。 サークルの裏の顔は“わいせつ目的”同罪などで起訴されたのは、東大生、松見謙佑(けんすけ)被告(22)▽東大院生、松本昂樹(こうき)被告(23)▽
カナダで1200人もの先住民女性が殺害されたり、行方不明になっているとされた事件で、新たな展開があった。被害女性1200人という数字自体が事件の異常性を物語るが、その規模がさらに拡大し、被害女性が4000人に達する可能性があることが判明したのだ。事件の陰には、警察当局のずさんな捜査があったとも指摘されている。ジャスティン・トルドー首相は就任直後の昨年12月、一連の事件について全国調査を開始すると発表したが、先住民女性をめぐるカナダの闇は一層深まっており、今春始まるとされる本格捜査に注目が集まっている。 拡大する「悲劇」 AFP通信によると、トルドー内閣の女性閣僚のひとり、キャロリン・ベネット先住民・北方相は2月16日、殺人事件に巻き込まれた疑いを家族らが訴えていたにもかかわらず、適切な捜査がなされずに「自殺」や「事故死」、さらには「自然死」として処理された先住民女性の数が数千人規模にふくら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く