近年、ロボットの技術革新は目覚ましく発達しているが、砂丘に覆われた砂漠に送り出すにははもうすこし時間がかかりそうだ。そんなわけで、デザイナーのシュロモ・ミールは気候データを収集するためのロボットを開発中なのだが、そこで目をつけたのがタンブルウィード(回転草 )。西部劇とかでコロコロ転がっている例のあれだ。 この回転草ロボットは鉄鋼フレームに帆布を張ったもので、大体どこに置いても転がっていく。正確な道筋を進むことはできないが、ある方向の風が来るまで、まるでパンケーキのようにつぶれた形に変形して待機することで、省エネかつ経路維持精度を高めることに成功している。 この画像を大きなサイズで見る さらに、気候データを集めるために搭載されたコンピューターは動力発電のモーターにより動いており、ケーブルを必要としない。 この画像を大きなサイズで見る このロボットは、人間では満足に情報を集めることのできない