2017年3月の発売以来、品薄状態が続く任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」(以下、スイッチ)の購入希望者による「争奪戦」が、ますます熱を帯びている。 電気量販店の通販サイトでは、スイッチが入荷されるやいなや購入希望者が殺到し、瞬く間に「売り切れ」となるケースが少なくない。さらには、スイッチ販売によるアクセス集中でサーバーに負荷がかかり、販売サイト全体に「アクセス障害」が発生するトラブルも起きた。 抽選販売に切り替えも スイッチの需要は、17年7月21日に人気対戦ゲーム「スプラトゥーン」の最新作が発売されたことで、さらに高まりを見せている。 ネットオークションの落札情報サイト「aucfan.com」によれば、7月28日時点でスイッチの平均落札価格は約4万9000円。18日時点の平均落札価格は約4万2000円で、たった10日の間に7000円も上昇している。スイッチの定価は2万998