出版大手の講談社の編集次長が妻を殺害したとして逮捕された事件で、夫婦は事件の直前に子育ての不満をメールなどでやり取りしていたことが、警視庁への取材でわかりました。警視庁は事件の背景に子育てをめぐるトラブルがあったと見て調べています。編集次長は「黙秘します」と供述しているということです。 警視庁は、朴容疑者が帰宅した午前1時すぎから、みずから119番通報する午前2時45分までの間に、妻は殺害されたと見ていますが、帰宅直前まで夫婦の間で子育ての不満をメールなどでやり取りしていたことが、警視庁への取材でわかりました。 これまでの調べで、夫婦には4人の子どもがいて、妻は「子育てが忙しくて負担だ」などと不満を訴え、朴容疑者は「対応する」などと返答していたということです。 朴容疑者は当初、「子育てなどについて話したあと妻が自殺した」などと説明していたということで、警視庁は事件の背景に子育てをめぐるトラ