ブックマーク / kotobaken.jp (3)

  • 元号のリズム―新元号はどうして「令和」なのですか - ことばの疑問 - ことば研究館

    元号の韻律構造 4月1日に新しい元号「令和」(Reiwa)が発表されました。「令和」ははじめて漢籍ではなく国書(今回は万葉集)から選ばれたということで、新聞等では「元号1300年の転換」などと話題になっていますが、言葉のリズム(韻律)という点から見ると、これまでの伝統からはずれるものではありません。むしろ言語学的には予想通りの元号であり、これまでの元号と同じようにリズミカルな構造を有しています。 元号のリズムを理解するためには、漢語の構造を理解する必要があります。元号は基的に漢字2文字で、訓読みではなく音読みです。 音読みの漢字には昭和の「昭」のように2拍の長さのものと、「和」のように1拍のものしかありません。2字漢語となると、2拍+2拍、2拍+1拍、1拍+2拍、1拍+1拍の4種類しか組み合わせがないのですが、過去の日の元号は、この点において大きな偏りを示します。 250近い元号を調べ

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    batti-8
    batti-8 2019/04/25
  • 明治時代には、漢文のように英語を訓読していたというのは本当ですか - ことばの疑問 - ことば研究館

    当です。 幕末・明治期にヨーロッパの文化が大量に日に伝わる中で、ヨーロッパの諸言語で書かれた書物の翻訳が行われました。また、同時に、外国語の教育や学習も盛んに行われるようになりました。特に、明治期以降は(現在に至るまで)、英語教育や学習が盛んに行われるようになります。 質問の、「英語を訓読していた」というのは、特に、英語教育・学習の場において行われていました。その訓読がどのように行われていたのかということは、明治期の英語教科書の参考書として出版されていた、訳に見ることができます。 図1 : 永井岩太訳『正則ニューナショナル第二リードル獨案内』(尚書堂、1886年) 1ページ(国立国語研究所 研究図書室 蔵) たとえば、上の写真の【図1】永井岩太訳『正則ニューナショナル第二リードル獨案内』(尚書堂、1886年)を見てください。これは、New National 2nd Reader

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    batti-8
    batti-8 2019/04/17
  • 若者ことばの「やばみ」や「うれしみ」の「み」はどこから来ているものですか - ことばの疑問 - ことば研究館

    ご質問の「―み」は、「Twitter(ツイッター)」などのインターネット上の交流サービスにおける若者の投稿でしばしば見られる、次の(1)~(4)のような使い方ですね。 (1)今年の花粉はやばみを感じる。 (2)卒業が確定して、今とてもうれしみが深い……。 (3)夜中だけどラーメンべたみある。 (4)その気持ち分かる分かる! 分かりみしかない。 このような「―み」の使い方になじみのない方もいらっしゃるでしょうし、私の周りの大学生に聞いてみても、「なぜここで「―み」を使うんでしょう? 」と逆に質問されてしまうことがあります。そこで、次のような問いが立てられます。 「やばみ」「うれしみ」などの表現はどのように作られたのか 文法的に見ると、この「―み」は、主に形容詞の後に付いて名詞を作る働きを持つ「接尾辞」(あるいは「接尾語」)と呼ばれるものです。形容詞に「―み」を付けて作られる名詞には、「うま

    若者ことばの「やばみ」や「うれしみ」の「み」はどこから来ているものですか - ことばの疑問 - ことば研究館
    batti-8
    batti-8 2018/06/13
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