ブックマーク / susumu-akashi.com (10)

  • 発達障害(AD/HDやアスペルガー)と慢性疲労症候群は関係があるのか | いつも空が見えるから

    前々から気になっていて、このブログでも何度か取り上げている問題に、発達障害と慢性疲労症候群は関係があるのか。というものがあります。 この場合の発達障害というのは、主に、高機能なタイプの自閉症スペクトラム症(たとえばアスペルガー)と、注意欠如多動症(AD/HD)です。また慢性疲労症候群というのは、生涯のある時点から突然現れる著しい疲労のことで、物心ついたときから続く疲労感は除外されます。 最初に結論を言ってしまえば、両者の関係性を指摘するような情報はごくわずかであり、一見関係なさそうです。少なくとも、大半の慢性疲労症候群と、自閉症スペクトラムは特に関係していないように思います。 発達障害側の研究を見ても、かなりいろいろを読みましたが、それらしい話は出てきません。まだ研究が進んでいないという見方もできますが、少なくとも現時点では関係がないようだと言わざるを得ません。 しかし、子どもの慢性疲労

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    batti-8 2018/04/06
  • 大人・子どものADHD当事者によるコンサータの効果・感想・体験談のブログまとめ | いつも空が見えるから

    ADHD(注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害)の第一選択薬として、子どものADHDにも大人のADHDにも処方されるようになった、コンサータ(メチルフェニデート徐放剤)の感想・体験談のまとめです。 大人のADHD人またはADHDの子どもを持つ親のブログで、コンサータの感想を取り扱っているものへのリンク集でもあります。 ヤフー知恵袋などのナレッジコミュニティや、2ちゃんねるなどの匿名掲示板のまとめも散見されましたが、それらは含めていません。 あくまで当事者が自分のサイトで責任をもって発信している情報にこそ信ぴょう性があると考えているためです。文脈が存在しない短い感想は正確なニュアンスを伝えていない可能性もあります。 各体験談へのリンクには、概要として効果や副作用についての箇条書きをつけていますが、気になる体験談は、必ず元記事を読むようにしてください。当事者ならではの感想は読む価値が大い

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    batti-8 2018/03/07
  • 「時間感覚の障害」としてのADHD―時の流れを歪ませるのはドーパミンだった? | いつも空が見えるから

    実験でもADHDの子供が時間を計るのはとても難しいという結果が出ている。そのような子供たちの時間の感じ方は他の子供とは違っているらしい。 …ADHDが時間感覚の障害なら、子供と時間の関係を変えられれば、ADHDの症状を減らせるのではないだろうか。(p27-38) これは、脳の中の時間旅行 : なぜ時間はワープするのかというにあるADHDの時間感覚についての説明です。ADHDは不注意・多動・衝動性をはじめ、さまざまな症状が表れる発達障害です。 ADHDの研究者、星野仁彦先生は、その症状のひとつとして、定型発達者と時間の感覚が違うのではないか、という点を指摘していました。 ADHDの時間感覚の障害は、計画が立てられない、自制できないなど、他のさまざまな苦悩の原因になっている可能性がある、という点も以前の記事で扱いました。 そのときは、ADHDの時間感覚については、資料が少なくてはっきりとした

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    batti-8 2017/12/03
  • 自閉症・アスペルガー症候群の作家・小説家・詩人の9つの特徴 | いつも空が見えるから

    自閉症スペクトラムは、科学や芸術の発展に大きな影響を与えたと言われています。マイケル・フィッツジェラルドなどの専門家は、徹底した調査にもとづいて、過去の著名人のうち、一握りの人に自閉症スペクトラムの診断を下してきました。 すでに死んだ人たちにあとになって診断を下すこうした手法はあまり快く受け入れられないこともあります。しかし、どの時代にも自閉症スペクトラムの人がいたことは確かですし、その概念を取り入れることではじめて作家がよく理解できるということもあります。 今回、作家たちの秘密: 自閉症スペクトラムが創作に与えた影響というを読みました。アマゾンでレビューがついていないので、どんなかと思っていましたが、格的で読み応えがありました。 自閉症スペクトラムの小説家や詩人にはどんな特徴があったのでしょうか。 これはどんな? 著者のジュリー・ブラウンは、息子が自閉症スペクトラムと診断されたの

    自閉症・アスペルガー症候群の作家・小説家・詩人の9つの特徴 | いつも空が見えるから
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    batti-8 2017/10/22
  • 女性のアスペルガー症候群の意外な10の特徴―慢性疲労や感覚過敏,解離,男性的な考え方など | いつも空が見えるから

    近年、アスペルガー症候群がよく知られるようになりました。 しかし、みなさんが知っていることは、じつはほとんどが男性のアスペルガー症候群の情報です。 女性の場合には悩みごとも対処法も男性とは異なります。 これは、女性のアスペルガー症候群 (健康ライブラリーイラスト版)の冒頭に書かれている言葉です。 アスペルガー症候群(DSM-5では「自閉スペクトラム症:ASD」に統一)というと「空気が読めない」「オタク気質」「理系」といった特徴を持つ男性を思い浮かべる人が少なくありません。 しかし同じアスペルガー症候群といっても、女性の場合は現われる特徴がかなり異なっていて、アスペルガー症候群であることがわからないまま、さまざまな苦労を抱えていることが明らかになってきました。 特に、コミュニケーション能力にはそれほど問題がないように思えても、独特の脳機能に由来するストレスを抱え込み、子どものころから、慢性疲

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    batti-8 2017/09/12
  • 自閉症はなぜ方言ではなく共通語を話すのかーHSPの脳機能との違いを考察する | いつも空が見えるから

    「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」 のこの一言で始まった研究は思わぬ展開を示すこととなりました。 …調査をすればするほど湧いてくる課題、考えれば考えるほど解けない疑問と向き合った結果、方言というローカリティそのものと考えていた問題が、私たちをASDのことばの謎へと誘っていきました。(p246-247) 自閉スペクトラム症(ASD)の人たちは方言を話さない? 弘前大学の松敏治先生のこの不思議な研究について知ったのは、2015年のニュース報道でした。 当だろうかと怪訝に思いつつも、身の回りのアスペルガーの人たちを思い浮かべると、たしかにあまり方言を使わないことに気づきました。 それ以来、この不思議な研究のことはずっと頭の片隅に残っていたのですが、なんと今年になって、一冊の自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解くにまとめて出版されたの

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    batti-8 2017/08/30
  • 頭がさわがしい,次々と考えや映像が浮かぶ「思考促迫」とは何かー夏目漱石も経験した創造性の暴走 | いつも空が見えるから

    これはどんな? 今回おもに参考にしている、解離の構造―私の変容と“むすび”の治療論は、このブログで何度も紹介してきた、柴山雅俊先生による、解離性障害のとても詳しいです。患者目線で書かれた具体的な症例の数々と、思いやりのある解説が魅力です。 もう一冊の、熊谷高幸先生による天才を生んだ孤独な少年期 ―― ダ・ヴィンチからジョブズまでは夏目漱石の創造性に関するところで参照しています。 創造的な人は、自閉スペクトラム症(ASD)などの傾向を持ち、孤独な少年期を過ごしていることが多いとして、エジソン、ニュートン、ジョブズなどが取り上げられています。 まず、思考促迫とは何か、その特徴を知るために、解離の構造―私の変容と“むすび”の治療論から、いくつか引用してみましょう。 (1)思考促迫は解離に関係している まず1つ目は、思考促迫は「解離」に関係した症状だということです。 解離性障害によくみられる症

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    batti-8 2016/04/03
  • 難病や試練を乗り越える人の共通点は「統御感」ー「コップに水が半分もある」ではなく「蛇口はどこですか」 | いつも空が見えるから

    劇的な寛解をした人々は、治療を自分で選ぶため医師のやり方に楯突くことも厭わなかったと指摘する研究報告もあります。 …こうした研究からわかったのは、がんを寛解させた人々は、自ら積極的に動いて治療法を選び取ってきたということでした。(p73) これは、がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのことというに載せられている、がんが寛解した人たちを統計的に分析したデータの一つです。 さまざまな研究からすると、難病をはじめ、極めて困難な試練を克服し、命の危機から奇跡の生還を遂げる人たちは、ある共通の特徴を持っていることが明らかになってきました。 そしてその特徴は、遺伝によって生まれつき決まっている性格のようなものではなく、だれもが意識して身につけられるものであるといいます。 その特徴は、「統御感」と呼ばれています。「統御感」とは何でしょうか。それがどうして

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    batti-8 2015/10/24
  • アスペルガーは想像上の友だちイマジナリーフレンド(IF)を持ちやすい? | いつも空が見えるから

    アスペルガー障害は発達障害の一つで、自閉症や広汎性発達障害とともに、自閉症スペクトラム障害と呼ばれます。 …幼少期に想像上の友だちがいたという例も多く、空想の世界に浸っていました。(p82) そう述べるのは、解離性障害のことがよくわかる 影の気配におびえる病 (健康ライブラリーイラスト版)の著書柴山雅俊先生です。 このブログでは、想像上の友だち(イマジナリーフレンド/イマジナリーコンパニオン)について、いろいろな情報を扱ってきました。想像上の友だちという現象は、解離というメカニズムと深く関わっていると考えられています。 アスペルガー症候群は自閉スペクトラム症という発達障害の一種ですが、解離とどのような関わりがあるのでしょうか。なぜ想像上の友だち(イマジナリーフレンド)を持つのでしょうか。イマジナリーフレンドには、どのような例があるのでしょうか。 このの内容の一部をまとめてみたいと思いま

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    batti-8 2015/10/24
  • アスペルガーとADHDの時間感覚の違い―過去と現在と未来 | いつも空が見えるから

    あなたは、過去の学生時代の記憶を簡単に思い出すことができますか? 未来を考えて、計画を立てるのが得意でしょうか? わたしにとっては、どちらの答えもノー、なのですが、わたしの知り合いの中には、学生時代の出席番号や生徒数まで覚えている人や、イベントを企画するのが得意な人がいます。 そうかと思えば、過去のできごとについてくよくよと考え続ける人もいますし、未来に起こることをあれこれと心配している人もいます。 これらのことからわかるのは、過去・現在・未来に対する時間感覚は、人によって異なる、ということです。そしてそれは、ある種の精神状態や、ADHD、アスペルガーなどの脳の特性と関係しているのかもしれません。 身体の時間―“今”を生きるための精神病理学 (筑摩選書)というでは、それぞれの時間感覚が「祝祭論」という面白い手法で分類されています。あなたの時間感覚は、4つのタイプのどれに当てはまるでしょう

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    batti-8 2015/10/24
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