皆様、ご訪問&応援クリックいつも有難うございます、心より感謝申し上げます。 英国では、「地方」の歳入に占める自主財源はほぼ十五パーセント以下である。 日本流の表現でいえば、「一・五割自治」である。 つまり、その八五パーセントは中央政府からの助成金である。 そして、歳出の最終出口ベースでみると、 一九九三~四年度で、地方が六九三億ポンド、中央政府が一六七六億ポンドであり、 地方は国全体の(予備を含めるので二四一四億ポンド)の二八・七パーセントである。 一方、日本は自主財源は地方分権推進委員会が(一九九五年の)発足時に当然参照したであろう一九九三年度の決算でベースをみると、 地方は三三兆五九一三億円の税を自主的に徴収している。 これは日本全体の租税総額九〇兆七〇五五億円の三七パーセントに当たる。 地方の自主財源力は、英国(十五パーセント以下)の二倍以上もある。 さらに歳出の最終出口ベースででみ