厳しい冷え込みで灯油の需要が高まり、価格が上昇するなかで、北海道の十勝地方のガソリンスタンドで、8200リットルもの灯油が何者かにタンクから抜き取られ、警察は売りさばく目的で盗まれた可能性もあるとみて、捜査しています。 22日午前8時すぎ、北海道鹿追町のガソリンスタンド、「JA鹿追町鹿追給油所」で、出勤してきた従業員が、タンクから大量の灯油が無くなっているのに気付きました。 警察が調べたところ、無くなっていた灯油の量は、8246リットルで、通常の200リットル入りのドラム缶に換算すると、40本を超えるということです。 タンクの灯油は、電動のノズルを使って給油し、夜間は電源を落として、配電盤に鍵がかけられていますが、警察によりますと、この鍵が壊され、電源が入れられた形跡があったほか、ノズルを固定していた鎖も切断されていたということです。 給油所の話では、21日夜7時ごろに閉店した際には、タン