日本維新の会は25日の総務会で、NHKの2014年度予算案に反対することを正式に決めた。NHK予算案は与野党の全会一致での賛成による可決が慣例だが、慰安婦問題をめぐる籾井勝人会長の問題発言の影響から、野党側に反対論が強まっていた。 松野頼久・国会議員団幹事長は総務会後の記者会見で「籾井会長の言動により受信料の徴収が落ちていることなどから反対を決めた」と語った。 維新は18日の政調部会でも「番組が偏向報道だ」「韓国ドラマを流しすぎだ」などの意見が出て、出席者20人のうち18人がNHK予算案に反対していた。