瀬戸内の旅その５：うさぎの楽園 - はるかのひとりごち。
さて、ジャム工場への楽しい寄り道（笑）も終わり、 もういい加減ね、目的の島へと向かわないと日が暮れちゃうよ！ というわけで、港へとやってきました。 この忠海港と、ジャム工場と忠海駅って、全部歩ける距離。 忠海を訪れる機会がありましたら、ジャム工場見学、オススメであります。 絶妙なタイミングの接続で船に乗り込み、 どんどん離れていく忠海の海岸線を走るＪＲ呉線や、 幸陽ドックのゴライアスクレーンを眺めているうちに見えてきたのが、 大きく聳え立つ鉄塔が目印の、瀬戸内に浮かぶ小さな島「大久野島（おおくのしま）」。 この島が、今回の旅の目的地なのでした。 旧陸軍時代、芸予要塞の一部として使われたこの島、 昭和４年から第二次大戦終戦までの間、 毒ガス製造工場が置かれたために、一般の人の出入りが禁止され、 そこで働く多くの人が毒ガスの犠牲になったりと、悲しい歴史を持つ島です。 とはいえ、現在では島全体が
瀬戸の小島 ウサギの楽園（大久野島（おおくのしま）＝広島） : 日本の旅 : 国内 : 旅ゅーん : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
休暇村玄関前の広場にはいつもたくさんのウサギが遊んでいる。後ろに見えるのは小久野島 丸くてフワフワしたものが、あちこちに散らばっている。時折、目の端でピョン、とはねる。島にいる間じゅう、ほとんど視界から消えることがなかった。 瀬戸内海の小島、大久野島の別名は「ウサギの楽園」だ。広島と愛媛を結ぶ自動車道「しまなみ海道」からは少し外れているので、船でしか行くことが出来ない。大きさは周囲４キロ。宿泊施設として「休暇村大久野島」があるだけで、人家はない。その代わり、ウサギたちが住み着いている。 その数２５０匹。「元々、島外の小学校で飼われていたらしいです」と、休暇村営業課長の東島清吾さん（３８）に聞いた。飼いきれなくて、１９７１年に８匹が島に放たれた。天敵がいないのでどんどん増え、島を“占領”してしまった。 ウサギが一番集まる場所は、休暇村の玄関前。広場になっている。この辺りのウサギたちは人に慣れ
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