年末、自動車メーカーが実施した派遣社員の大量解雇は日本中に衝撃を与えたが、日本IBMによる1,000人規模の人員削減など、国内のIT業界にも景気後退の影響は広がっている。そうなると、当然、システム開発の現場にも「コスト削減」「新規案件の凍結」といった課題が降りかかってくるだろう。そうしたなか、IT投資を有効活用する一手として、運用保守の重要性が高まっている。 こうした時流を踏まえ、1月29日に販売開始の『システム開発ジャーナル Vol.8』では、特集1で「運用・保守」を取り上げている。3つのパートとコラムによる構成となっており、タイトルと執筆陣は以下のとおり。 パート1「運用・保守と保守開発のいま」 日立システムアンドサービス・吉田行人 著 パート2「運用・保守を定量的に「見える化」する方法」 富士通・富士通研究所 著 パート3「保守開発を攻略する7つのポイント」 ビーブレイクシステムズ・