[東京 17日 ロイター] ラオックス8202.Tは17日、郊外型家電販売事業部門の一部をノジマ7419.Qに譲渡する方向で検討することを基本合意したと発表した。 4月中旬をめどに会社分割により新設会社に継承、全株式をノジマに譲渡する。 新会社の仮称は「ノジマ関東」。ラオックスは物流拠点など巨額の固定費を抱える郊外型家電販売事業部門の一部を整理する一方、ノジマは首都圏での基盤拡大をねらう。 譲渡するのは15店舗の予定で、ラオックスの2008年3月期の単体売上高の21%(約117億円)を占める。 来期以降の業績への影響については両社とも現在精査中。