形も動きも“生き物”のようにしか見えない多脚ロボット 英国ブリストルに拠点を置くリーチ・ロボティクス社の「メカモン」(MekaMon)は、そのサイズも手に持ち上げた感じも日本人の好きな“カニ”そのものだ。かに道楽の看板で動いているタラバガニか、ズワイガニのような大型のカニである(まだシーズンには早いが)。 昨年暮れに発売のスケジュールが発表されるや『Wired』をはじめメディアでいくつも取り上げられたので、ご存じだという人も少なくないと思う。それは、SFジャンルの作品に登場する多脚戦車やロボットそのものと言われそうだが、実際には、「ドローン」(マルチコプター)に近い性質を持っている。私が、いまいちばん興味を持っているデジタル関連の領域にあるアイテムの1つである。 メカモンは、自宅などの床においてプレイするAR対戦型ゲームロボットである。同社サイトで限定発売されており、価格は329ドル。2台
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