全世界のクリエイターが注視 世界中のクリエイターとよばれる人にとって、なくてはならない企業といえば、その筆頭はアドビ・システムズ(以下アドビ)だ。 あらゆる映画、あらゆるゲーム、あらゆる出版物のなかで、「Photoshop」や「Illustrator」をはじめとするアドビのクリエイティブ・ツールを使っていないものは存在しない。 そんな彼らが催す、クリエイティブ・ツールを主軸とした年次イベントが「Adobe MAX」だ。新機能が毎年、発表され、全世界のクリエイターたちが盛り上がる。今年も11月4日から6日まで、米・ロサンゼルスで開催された同イベントを取材した。 現地取材から明確に見えてきたのは、2つのキーワードだ。 「AIの力」と「ARの台頭」である。 アドビの未来を支える「先生」 壇上で説明された機能のなかでは、なんといっても「Sensei」が大活躍していた。 Senseiとは、アドビが使
![なぜ?「Photoshop」のアドビがAIとAR に注力する理由(西田 宗千佳)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f45b450c1406b6b33e0527bbed502513b8caa342/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F6%2F1200m%2Fimg_862e98f7d1e84900e31c6f98bebb1f2e392041.jpg)