前回はなぜTypeScriptか?という話を書きました。今回はTypeScriptを使うとして、どういう環境を作れば気持ちよく開発できるかについて解説します。 本稿に出てくるサンプルをまとめたリポジトリを随時メンテしております。時期によっては、本記事の内容に沿わない(より磨かれた)状態になっているかもしれません。 TypeScriptの開発環境が指すものは2つあります。IDEやエディタといった、本当に開発を行うための環境と、初期設定を行ったりリリースビルドを作ったりするためのタスクランナーの二種類です。 本記事ではお勧めの構成として、Visual Studio Code+grunt+dtsmを用いていきます。別構成として、Atomとgulp、tsdについても言及します。いずれの構成でも、Mac OS X、Windows、Linuxといった主要なプラットフォームで同じように動かすことができま
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