気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ある大手ドラッグストアチェーンのネット販売拠点を訪れた時のこと、そこには倉庫と事務所しかなく、消費者が直接訪れても商品を買うことができない。それにもかかわらず、倉庫内には「売り場」があり、店舗で使われるようなPOS(販売時点管理)レジが置かれている。敷地面積や通路の幅なども実際の店舗に準じた形になっていた。 倉庫として効率的とは言い難い。だが「実際の店舗に定められた基準を守らないと、法律違反になってしまう」と拠点の関係者は苦笑いする。なぜ、こうした不思議な事態が起こっているのだろうか。 結論から先にいえば、医薬品の運用を定めている薬事法に「ネット販売業」が含まれていないからだ。この法律が位置づけているのは、「店舗販売業」と「配置販売業」、「卸
![医薬品ネット販売の「倉庫」はお客が来ない「店舗」だった!:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)