夏に 淡い緑色の花を咲かせていた。 それが こんなに赤い小さな実をつけて 自己主張をするなんて 思いもしなかった。 色から浮かぶイメージで 染料になると思っていた。 wikipediaを読んでも そんな事は載っていなかった。 秋は 美しい実をつける木が次々へと現れ 私はそれを眺めながら 暮らしていればいい。 うちから車で20分ほどの山の木の種 5粒貰った。 それは小さなどんぐりの様で ハクウンボクという。 エゴ科の木で エゴの花に似た清楚な花をつける。 ポットで育て 苗木になったら山に戻すプロジェクト。 小さな木が山で育ち 何十年後に山が白い花で埋まる。 壮大な夢ではないか。