このページは、報告書「業務・システム最適化計画について(Ver.1.1)〜 Enterprise Architecture策定ガイドライン 〜」より抜粋したものです。 機能情報関連図(DFD)は、対象業務の処理過程と情報の流れを明確化するためのもので、分析対象を同一の群(分類)ごとに、業務・システムの各機能について情報の発生源と到達点、処理、保管とそれらの間を流れる情報を統一記述規則に基づき表現するものである(図1) DFDは、対象となる業務がシステム化されているか否かにかかわらず作成される。現場でおきている業務機能を、システムが処理すべき情報の視点から整理し直したものとなる。具体的にどのようなソフトウエアや情報技術が適用されるかは、全く関係しない。 DFDは、業務・システムの最適化を図るべく、与えられた範囲での業務・システムの抽象化作業を行う基本となる。当面は、CIO補佐官及びそのス