現代はミュージシャンにとって従来のやり方に執着しているだけでは十分な収益を得ることが難しい時代です。ミュージシャンもCD(もう売れないけれど)を売る以外の収益源を自らの手で開拓しなければなりません。そのヒントはデジタルツールの有効的な活用に秘められています。 ラップシーンを代表するミュージシャンの一人、スヌープドッグ(スヌープ・ライオン)と彼のチームが収益源として見出したのはスタンプでした。彼のチームが短期間で開発したのが、無料アプリ「Snoopify」です。Snoopifyはスヌープの世界観をイラスト化したステッカー(スタンプ)をスマホで撮影した写真に貼り付けて友人と共有できる写真アプリです。(iOS、Android) ウォールストリートジャーナルの取材に答えたスヌープのマネージャー、ニック・アドラー (Nick Adler)によれば、スヌープはSnoopifyのスタンプの売上で、毎週3