その日私は意中の女性宅にお呼ばれし、颯爽と車を走らせていた。 今回でデートは3回目。雰囲気も良いし、しかも本日は彼女の家でデート。否が応にも期待は高まる。 しかしそんなワクワクをかき消すような自体は車を走らせてからまもなく起こった。とてつもない腹痛がやってきたのだ。 「下腹部をプレス機で押し潰されているような痛み。」 その時私が感じた痛みを、端的に表現するならこれが最も正確だと思う。 流れ出る脂汗を拭い、苦悶の表情で運転していたがもう我慢は限界だった。波が全く収まらないばかりがどんどん強くなっている。 第一波、二波、三波。さながらジェットストリームアタックの如きそれが腸内の黒い三連星を外へ押し出そうと必死だ。 もうこのままじゃアムロがいく。そう判断した私は、前方に見えたホームセンターらしきものへハンドルを切った。 __ ホームセンターのトイレは空いており、押し寄せる駆逐艦を全て駆逐した私は
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