唐沢俊一 @karasawananboku そのような「通(ツウ)好み」のマニア芸になることで、芸の質は閉鎖系の中で凄まじく高まるが、一般人には理解不能なものとなりがちである。歌丸さんがくさしていた裸芸の「とにかく明るい安村」を、某所で外人たちのグループに見せたことがあったが、言葉のわからぬ彼らにも爆笑の大好評だった。(続 唐沢俊一 @karasawananboku もちろん、芸術性を極めて質を向上させた名人芸も私は評価する。しかし、かつて三遊亭円朝が落語を高級芸術の粋に持って行こうとしたとき、真逆のベクトルで大衆受けに徹したのがステテコ踊りの三遊亭円遊や高座でラッパを吹いた橘家円太郎で、彼らは一躍爆笑王となって明治の落語ブームを作った。(続