『フライト』鑑賞。ロバート・ゼメキス久々の実写映画。久々の実写映画って…… 高度3万フィートで飛行機にトラブルが発生。機転をきかせて飛行機を不時着させ、乗客の命をほとんど守り、奇跡のフライトを成し遂げた機長。ところが彼はフライトの前にコカインをキメ、さらに酒も飲んでいた……というのがあらすじ。 映画的な山場が前半の方にあり、その後の経過をしっかり描くという意味では同監督の『キャスト・アウェイ』と似ており、あれの無人島に行かない版という感じ。飛行機にトラブルが発生し、なんとか不時着させるというハリウッド映画ならではのプロットだが、これが事実に基づいていたというのだから驚く*1。 さて、予告編を観る限りは『フォレスト・ガンプ』系の感動大作のようにも見えるが、なんとこの作品。とんでもなく品性下劣なハイテンションムービーであり、あまりのすさまじさに笑ってしまうほどである。実際ギャグとして撮ってるシ