日本で2015年ごろからフィンテックが急に立ち上がった背景には、スマートフォン、クラウド、金融APIの3つが揃ったことが挙げられます。 • スマホの普及により、直感的に理解しやすいサービスの提供が可能に(WealthNaviをガラケーで利用する姿を想像してみてください) • クラウドによって、第三者機関認証を得た高いセキュリティを確保しつつ、高い俊敏性と低コストを兼ね備えたインフラが利用可能に • 金融APIにより、複数の金融取引や情報サービスなどをシームレスに組み合わせ、新たなサービスを生み出すことことが可能に スマホ、クラウド、金融APIの3条件が揃ったことにより、ロボアドバイザーやクラウド会計など、これまでとは全く異なる顧客体験(UX)をもつ金融サービスの創造が可能となりました。 この結果、富裕層向けの資産運用サービスが誰でも利用できるようになったり、大企業向けの会計・融資サービスが