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ブックマーク / www.nippon.com (2)

  • 映画『ナミビアの砂漠』:山中瑶子監督が河合優実の身体で描く千通りの感情

    自主制作映画『あみこ』を引っ提げ、弱冠20歳で鮮烈な世界デビューを果たした山中瑶子監督。その待望の新作『ナミビアの砂漠』は、今年のカンヌ国際映画祭「監督週間」に正式招待され、女性監督として史上最年少で国際批評家連盟賞を受賞した。いま最も勢いのある女優、河合優実を主演に迎え、一人の女性の波打つ感情を多彩に描き込んだ唯一無二の快作だ。 必ずしも映画ファンとは限らない広い読者層を想定しながら映画の紹介をしている立場として、常々「これは観たほうがいい」などと差し出がましい言い方はしたくないと思っている。しかしこの『ナミビアの砂漠』はそう言うしかないと思わせてしまう作品だ。 それは、ここ何年かの日社会とそこに暮らす日人の姿を眺めながら、その間に世に出た数々の映画を観てきた中でこの作品に出会い、しみじみと沸いてきた感想だ。「それってあなたの感想ですよね?」と言われてしまいそうなので、そこを少しでも

    映画『ナミビアの砂漠』:山中瑶子監督が河合優実の身体で描く千通りの感情
    belgianbeer
    belgianbeer 2024/09/12
    観に行きたいがはたして
  • 欲望を積んで沈んだ船——「セウォル号」事故に揺れ動く韓国

    オバマ訪韓どころではない 日への2泊3日の国賓訪問に続いて行われた、2014年4月25、26日のオバマ米大統領の韓国訪問は、非常に悪いタイミングだった。同月16日に起きた韓国南西部黄海で起きた「セウォル号」の沈没事件によって、朴槿恵大統領をはじめ韓国全体は国葬のような雰囲気に包まれていたからだ。4回目にもなる韓国訪問でオバマは、北朝鮮問題や日韓の軋轢などで北東アジアの緊張感が高まる中、同盟関係の再確認という重要度の高いテーマを取り扱った。しかし従軍慰安婦問題や対北朝鮮問題への双方の言及はあったものの、韓国の報道も世論も、正直にいってそれほど大きな盛り上がりを見せたわけではなかった。韓国はそれどころではない状況で、深い“内面的危機”に直面しているわけだ。 目前の「先進国入り」を追って邁進(まいしん)していた大韓民国が集団的恐慌状態に陥っているのである。325名の高校生を含めて476名が乗り

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